べるくんの2022夏アニメ備忘録

 ネタバレも含みます。

 

 皆さんこんにちは、学年次席として人形を使った喫茶店を営むために極道になって組長の娘を花火大会に連れて行ったもののラブを欲するがあまり添い寝屋に行って吸血鬼になったうえで墨ちゃんをレンタルして水族館デートをしたあげくにパフェになって食卓の最後を飾るが最後には破滅を願い人間性を喪失した男です。今期はなかなか完璧な肩書きになりました、特に最後の方が(?)。

 言い訳をさせてください。夏アニメが終わって10月は実家帰省や東京外出が多くてあまり時間が取れずそもそも11月から書き始めたんだけど、その頃からMinecraftに今更ドハマりしてしまい、マイクラにようやく飽きたなと思ったらSimcityに今更ドハマりしてしまい、Simcityにようやく飽きたなと思ったらポケモン新作が発売してしまって完全に死んだ。ポケモンのストーリーを終わらせてやっと執筆に本格的にとりかかったんだからそりゃこんな時間にもなるよねという。言い訳タイム終わり。

 僕のアニメ評価はストーリー・キャラ・曲に大きく左右される気がしていたのであまり意味のない5段階評価をしていたが、それに匹敵して作画の良し悪しも評価に影響していることに気付いたので今回からそれも追加した。5は神、4はめっちゃ良い、3は普通、2は怪しい、1はゴミ。

 

 

2022夏アニメ(34本)総評

同ランクは先の方が上位

 

時間割

 

以下、個別評価

S)

サマータイムレンダ(第2クール)

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★★★

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★★

 めちゃくちゃ面白かった。2クール連続でのSランク覇権を成し遂げてしまったね。ジョジョ5部以来の快挙。ジョジョ5部は3クール中2クールが覇権だったので、物語全編が覇権になったのはサマレンが初めてということになる。この間のアニメイベントではついにサブスク解禁が発表されていたので皆さんぜひ見てください。

 ハイネが死に戻った慎平を追いかけられることが判明したため、ループによる未来の情報というアドバンテージが潰され、さらに慎平の死に戻りには回数制限があることも見抜かれて、慎平が殺し続けられるだけで終わりという状況を作られてしまった中で、慎平たちは学校で影との総力戦に挑むことになった。総力戦というだけあって見せ場のオンパレードでめちゃくちゃ熱かった。ただでさえ化け物みたいなシデがさらに異形の姿になってどう戦うんだと思ったら、潮の複製能力を上手く利用した爆炎トラップによって簡単にシデとハイネに大ダメージを負わせていてすごかった。かと思えば潮が捕まって消し炭にされてもうダメだと思った瞬間に潮がシデを出し抜いて一発ぶちかまし、このまま倒しきれるかとも思ったが、ハイネが体育館全体の空気を消去することで消火&脱出を決め込んでいてまた度肝を抜かれた。この数分で何転すれば気が済むんだと思った。あと2クール目からは潮の記憶を見たことでハイネに協力する意味を失った朱鷺子も仲間になったんだけど、彼女が影の素体を使役する姿がかっこよすぎてバトル漫画かと思った。赤ん坊のような容姿をしている素体を呼び出す方法がおしゃぶりを投げることなのもセンス抜群だった。朱鷺子はここから先もずっとかっこよくて、僕がこの作品で一番好きなキャラは朱鷺子だったと言っても過言ではない。

 中盤ではついにシデの正体が宮司の雁切であることが判明した。神社に乗り込んで雁切を殺したと思った矢先、背後からもう1人の雁切に槍で刺され、なんと潮が死んでしまう。雁切の真意を問いただしたいという慎平のわがままが招いた悲劇だった。流石影を操るだけあって影の殺し方は完璧で、奇跡でもない限りもう潮は復活しないだろうと思った。だけど実際は奇跡でもなんでもなく、慎平と出会う前の潮が存在することに気付き、それを足掛かりにして潮との再会を果たすのだった。潮の影と最初に出会ったのが実はだいぶ後ろの時間軸だったため、潮だけは世界に2人存在するということが巧妙に隠されていたなと思った。再会シーンもめっちゃ感動的で良かった。

 潮が死んでいる頃、ハイネは慎平の姿になることでより狡猾な手をとってくるようになる。慎平の仲間たちを2つに分断して、その両方で死人を出すことで慎平の死に戻りを間に合わなくし、結果的にひづるが命を落としてしまうことになった。竜之介の意識をシデの鎧に送ることで竜之介の体を形成するという秘策も披露していてめちゃくちゃ熱かったが、慎平が澪たちを助けるために死に戻った結果それもなかったことになり、作戦もハイネに知れてしまったことでその秘策は封じられ、ひづるの死にも間に合わなくなってしまった。最後の言葉と竜之介を慎平に託すひづるの最期に涙した。僕は主要キャラの死には相応の意味を持たせてほしいと常々思っているのだが、ひづるの死には「慎平に竜之介の力を持たせて最強にする」という意味がちゃんとあったようで良かった。

 潮が復活した直後の死に戻り先がヒルコ堂で、そこから即攻撃に転じ始めたのには慎平の天才さが光った。戦力や能力ではまず叶わないはずのハイネとシデをここまで出し抜いていくのには感心が止まらなかった。先制攻撃には成功したもののあと一歩のところでシデに追いつかれ、隙のないシデに最後に一発ぶち込んだのはなんと一般人の窓だった。ここまで目立った活躍のなかった窓が敵の本拠地に何しに来たのか疑問だった(辛辣)が、まさか「ハイネに気配を察知されないアタッカー」という超重要な役割が用意されているとは思わなかった。

 ハイネをぶっ飛ばした後はついにシデが黒幕としての正体を現し、常夜での最終決戦となった。ヒルコの目の力で世界にエンディングをもたらしたいというシデはまさにラスボスの魔王だなと思った。常夜では時が進まないため予知もループも使えず、シデの攻撃で潮も竜之介も無力化され絶体絶命の中、潮が全身全霊を懸けてプリントしたハッキング弾入りのショットガンを構える慎平、抜群のタイミングで流れだすOP、今まで支えてくれた仲間の回想、現れる潮のイメージ。シデにとどめを刺したこの一瞬に込められた熱さが熱すぎて僕の心も燃え滾ってしまった。その後は力を失ったヒルコの願いによって300年前に飛ばされ、最初のヒルコを消去することですべてのヒルコは消滅し、この夏の物語は終わりを迎えた。消えかけの潮は、別の時間軸の慎平たちも再びこの終わりを迎えられるように、ひづるにボイスメッセージを、慎平に目の力を残し、物語の始原にあった謎もすべて解かれたのだった。

 最終話は、故郷に帰ってきた慎平が本来歩むはずだった時間が描かれた。生きている潮、影ではないしおりちゃん、成長した竜之介、そして竜之介の娘として生まれ変わったハイネ、幸せな時間が素晴らしかった。この時間軸はおそらく最終決戦後に300年前に飛ばされたあとの300年後の時間だと思うのだが、なんらかの理由でおぼろげに今までの記憶を持っていた慎平と潮が、たこ焼きとかいうしょうもない要因からすべての記憶を思い出し、再会を果たすという完璧なラストを迎えた。さらに慎平の不可解な言動からインスピレーションを受けたひづるが書いた最新作の小説のタイトルが「サマータイムレンダ」、完璧だ。最終回はおまけみたいなものだと思っていて、理屈なんか抜きにしてこの物語が完璧な終わり方をしていて最高だった。

 潮と澪、そして慎平を取り巻く恋愛模様も語らずにはいられない。2クール目からは影澪が味方になったのだが、こいつがまた影らしく澪の心の暗い部分を話すのがとても良かった。普段の良い子ちゃんの澪なら絶対聞けないような質問も慎平に対してバンバン聞いてくるし、慎平への告白のあとに「お姉ちゃんは影だから全部終わったあとは澪の天下になる」的な発言も平気でしちゃうし、さらにそれらを本物の澪が慌てて静止するのが完全に天使と悪魔の構図で最高だった。フラれるのが明らかだった慎平への告白を澪がちゃんとしていたのが健気すぎて泣けた。その直前に澪が影澪のフリをするシーンと、窓がそれをすぐ見抜くシーンもめちゃくちゃ好きだった。あと常夜に挑もうとする慎平を止めようとする潮に対し、慎平が初めて口に出して好きだと言うシーンもたまらなかった。それを受け入れて一緒に進む決意をする潮も最高。

 サマータイムレンダ、わりと冗談抜きで今まで見たアニメの中で一番面白かった可能性がある。皆さん見るなら今がチャンスです。

 OPがどちゃくそかっこよかった。今期楽曲ランキング第3位。歌もそうなんだけど映像がマジでばちくそかっこよくて、作った人は今年の国民栄誉賞で間違いない。特にお気に入りの部分はAメロ2とサビの部分。あと前述の最終決戦での使われ方があまりに天才すぎたので、聞く度に鳥肌が立ってしまう。EDも結構好きで、多分歌詞は全然関係ないんだけど、潮が海を漂っていた瞬間と曲の雰囲気がベストマッチしていて、さらに物語中の切ないシーンの裏で流れていたのも雰囲気抜群でとても良かった。

 

メイドインアビス 烈日の黄金郷

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★★★

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★☆

 めちゃくちゃ面白かった。アビスは1期の頃はまだ普通のアニメとして見ていた記憶があるんだけど、2期前にテレビ放送した劇場版とそしてこの2期は、およそ人間の考えた話には到底思えなかった。僕はアビスの原作者は人間じゃないと思ってます(どちらかというと褒め言葉)。

 劇場版のボンドルド卿戦を経て、リコたちが通常の方法ではもう帰還することが叶わない深界六層へ踏み出したところから2期は始まった。リコがプルシュカから生まれた白笛のことをずっとプルシュカと呼ぶので、その名を聞く度に涙がこぼれた。六層では力場の発生しない不思議な空間の中に成れ果てたちが営む村が存在し、ここが今回の主な舞台となった。この村では通貨の代わりに「価値」が取り引きされ、他人の価値を壊したりすると凄惨な精算によってその分の価値を奪われてしまうのだが、リコたちが村に着いて早々、成れ果ての1匹にメイニャが潰されそうになっていて顎が外れかけた。この村ではこのように命ですらも価値という通貨の1つでしかなく、欲しがったと思えばあっさり引いたりとなんとも不気味なところだった。

 6話ではリコが村の地下深くに閉じ込もっていたヴエコに出会い、成れ果て村の成り立ちについて聞くことになった。ヴエコがいることで大体予想はできていたが、1話でアビスに挑もうとしていた部隊の人間たちがこの村を作り上げたらしい。過去編ではレグと出会った成れ果ての姫・ファプタと瓜二つな少女・イルミューイの姿も見え、一体どういう理由が待っているんだろうと思った。それは壮絶なものだった。深界六層に着いた部隊は深刻な水不足に悩まされ、それを解決するために欲望の揺籃をイルミューイに使い、イルミューイは自身の願いを叶えて異形の子供を何体も産むようになる。ヴエコが病に倒れてしばらくすると、三賢の1人であるワズキャンがみんなに謎の食物を食べさせることで食糧難を解決したのであった。ヴエコが見たものは、人間の形を留めないほどに肥大化したイルミューイと、その子供を料理するワズキャンの姿だった。その後もイルミューイは肥大化を続け、ある時それは村となり、体内に取り込んだ人を意思のある成れ果てへと変えるシステムとなったのだった。もう、衝撃ですよね。まさか村となっている空間自体がイルミューイだったなんて想像できんやん。ファプタはイルミューイの最後の子供で、兄弟の仇のためと母を解放するために成れ果て村をぶち壊そうとしていたらしい。

 レグの火葬砲によって成れ果て村に入れるようになったファプタは当初の目的どおり復讐を始めるが、原生生物も同様に村を襲い始めると今度はそれと戦い始めた。ここまではよくある展開だが、その後に傷ついたファプタに成れ果てたちが自分たちの体を食わせ始めたのは衝撃だった。そうしてファプタは力を取り戻し、母たる成れ果て村の破壊に成功したのだった。リコたちに良くしてくれた成れ果てたちもみんな命を失ってしまって悲しかったが、望んでそれをするほどの想いを持っていたんだと思うとすごい。序盤にメイニャを潰しかけた成れ果て・マアアは最後までリコを守り、そこには確かな友情が芽生えていて、消えてしまった時は悲しかった。

 ヴエコは村の破壊とともに上昇負荷で成れ果ててしまい、最後にファプタとイルミューイについての話ができた後に息を引き取った。ヴエコにとってもファプタにとってもこの最後の会話はとても価値があるものだったと思うので、最後に話せて本当に良かったと思う。最後はレグがファプタを旅に誘ったが、同行することにはならなかった。いつか今後の道中でファプタが再登場してくれたらその時はとても心強い仲間になってくれそうなので楽しみだ。

 あとナナチとミーティの再会・再度の別れは感動的だったし、リコとプルシュカによるレグの超強化はめちゃくちゃかっこよかったし、ファプタ役の久野美咲さんの演技は迫真だった。展開がどれも衝撃的すぎてあまり自分の感想を書けなかった気がするが、語彙力が消滅するくらいの面白さだったということを感じてもらえたら嬉しい。

 OPがめちゃくちゃかっこよかった。イントロとインストの雰囲気がめちゃくちゃ米津玄師みあるなぁと聞く度に思っていた。

 

リコリス・リコイル

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★★★

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★★

 めちゃくちゃ面白かった。後世に名を残すべきオリジナルアニメーションだったと思う。設定もキャラもストーリーも作画も完璧で文句の付けどころがない。SNSでの話題性もすごかったけど当然の結果だと思う。巷では2期を望む声もちらほら見受けられるけど、僕はリコリコはこれで綺麗に終わりでも良いと思っている。2期やってくれるならもちろん喜んで見ます。

 メインキャラである千束とたきなの関係性の変化がまず良かった。たきなは命令違反によりDAから左遷され、そこで千束と出会う。過剰なまでに命が失われることを避ける千束に最初は反発していたが、2人が打ち解けるきっかけとなった3話は神作画も相まってあまりに神回だった。たきなに次の道を説く千束が、たきなを抱きかかえて見せた笑顔がたまらなかった。千束についていくと決めたたきながフキをぶっ飛ばしたのも最高だった。DA本部への行きと帰りの電車の中で、座席の位置、お菓子を食べる、名前呼び、笑顔など、たきなの千束に対する心境の変化が著しすぎて最高だった。

 4話も神回だった。神回しかない可能性がある。たきなが機能性重視でトランクスを履いているのを千束が目撃したことを皮切りに、パンツを見たり見せたり履いたり買ったり恥ずかしがったりで導入からオチまで完璧な話だった。この回はSNSで一世を風靡した水族館デート回でもあり、千束と過ごす時間の中で次第に笑顔や冗談が増えていくたきなの姿が最高だった。話は逸れるが、このアニメはたきな役の若山詩音さんの演技が光るシーンが非常に多かった。千束とじゃんけんして勝った時の声にならない喜び声や、千束を最後にワイヤーで支えた時の声にならない叫びなどがとても良かった。

 中盤では、千束がアラン機関の施した人工心臓によって生きていることが明かされた。その心臓へのバッテリー供給手段が断たれて千束が余命宣告をされた際に、たきなの用意したデートプランが完全に終活にしか見えなくて涙が出そうになった。「走らないで」と言って千束を労るたきなの姿がなんともつらかった。

 アラン機関は何らかの天才を支援する組織であり、千束の恩人である吉松は殺しの天才であるにもかかわらず人を殺さない千束を矯正するために千束の人工心臓へのバッテリー供給を不可能にし、代替心臓を自らの体に埋め込んだとして千束に自身を殺させようと目論んだ。千束が吉松の姿に憧れて人を殺すことをやめたのなら、その憧れとともに自分の命を奪わせて不殺の誓いから解き放とうという、千束に最後の期待を込めたなんとも合理的で狂気的な方法だろうと思った。たきなを助けるためにしょうがなく吉松に実弾を打ち込んだ千束の悲痛な叫びが頭から離れない。この直前には同じくアランチルドレンであるテロリストの真島に千束が追い詰められるシーンがあったが、たきなが助けに入った一瞬の隙から体勢を立て直してとんでもない連携で真島を圧倒したのがまたすごかった。

 戦後には千束の心臓の手術も無事済み、猫のように死に場所を探して逃げ出した千束をたきなが確保し、ハワイへ喫茶リコリコが出張している様子が描かれて終わった。最初の事件の原因であるSNSへの投稿写真がきっかけで千束を見つけられたというのがなんともセンスの光る話だった。

 OPもEDも最高だった。OPは映像も良くて、サビラストの「示された答え選ぶより」から後の部分、特に「ずっと」の部分の千束たきなが大好きだった。EDは物語を通して千束に出会い変わっていくたきなの心情をめちゃくちゃよく表せていると感じて、大まかなところで言うと、1番のBメロ→サビの無理やりな転調が「千束と出会って強引に明るくなったたきな」を、2番では転調せずに物語後半の暗い雰囲気を、さらにラスサビでは再び転調して明るい物語の終わりを示していたと思えてならない。要は神。今期楽曲ランキング第2位。

喫茶リコリコの制服姿可愛すぎる

エッ

 

A+)

アオアシ(第2クール)

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★★☆

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★☆

 めちゃくちゃ面白かった。ちなみにこれを書いている時点で12月5日で、ちょうどワールドカップがめちゃくちゃ盛り上がっててよく名プレーシーンとかが流れてくるんだけど、アオアシで勉強したことを踏まえて見るとすごく面白くて助かってる。

 2クール目は衝撃展開から始まり、なんとアシトが福田監督にディフェンダーへの転向を命じられてしまう。1クール目でやたらアシトのフォワードへの拘りを描いていたのは、この絶望を大きくするためだったのかもしれない。福田監督は「最初からそう言っていたらエスペリオンに来てくれなかっただろ」と言い、完全にアシトを騙していた形になるが、逆に言えばそうまでしてアシトの特別な才能が欲しかったってことなんだよなと思った。ただ自分が点を取るために今まで頑張ってきたアシトにとってはとてもつらい指令であり、寮から失踪するほどのショックを受ける。そこでアシトの前に現れたのはもちろんメインヒロイン・花。料理を振る舞ってアシトを元気付けようとする花だったが、義務感でサッカーを続けようとするアシトに対し、すかさずアシトの母へ電話をかけるのが最高だった。アシトを見つけたこともそうだが、花はアシトに対する理解が深すぎる。アシトの母も一瞬ですべてを察し、アシトが今一番欲しかったであろう言葉をかけていて最高だった。あとヘッドコーチの伊達さんの評価もうなぎ登りだった。今まで不愛想の塊であまり良い印象はなかったが、福田監督の真意を知っていたうえで常にアシトのことを気にかけており、ディフェンダーに転向して戸惑うアシトに的確なアドバイスをするなど、2クール目からはめちゃくちゃ良い人に見えた。

 サイドバックについたアシトは知識と技術のなさから最初はボロボロで、自分には向いていないと泣き言をこぼす場面もあったが、自分のやるべきことに気付いて視野の広さを最大限に生かせるようになってからは、コーチングで仲間を動かしたりスペースを作り出したり、ぴったりハマる完璧なプレーで何度も魅了された。アシトが調子を取り戻す時はいつも花の名前や応援がトリガーになっていたのが、どれだけ花が大きな存在なのかが窺えて良い。

 武蔵野戦は熱い展開の連続だった。まずは橘の覚醒、ここまでほとんど目立った活躍がなく本人ですら自信をなくしていた橘だったが、試合中にストライカーとしての意識に目覚め、圧倒的なプレーで得点を決めていて熱かった。その橘に影響されて得点への熱望が再燃したアシトは、周りを動かしてフィニッシャーの位置に自分を持ってくることで得点しようとしたが上手くいかず、福田監督に指摘されてからはそれをやめ、今まで学んできたアイコンタクトや意味のあるパス、コーチングなどを用いて完璧に盤面を支配し、最後は誰でも点を取れる状況を作り出して自分がゴールを決めるという展開に持っていっていてヤバかった。あれが毎プレーでできるならAチーム昇格も当然の結果だと思った。あと冨樫と竹島の確執もこの試合でようやく解決できていて良かった。不仲状態は続きつつも、お互いが最高に上手いことだけは確かにわかっているため、意思を疎通させて信じるだけできっちりハマったプレーになるのがすごかった。

 武蔵野戦前あたりから若干すれ違ってしまっていたアシトと花の関係だが、最終話にはきっちり修復できていて良かった。修復どころかだいぶ進展してしまった気もするが。アオアシレベルに本筋が面白い作品のサイドで恋愛さえも始まってしまったらもう誰も太刀打ちできなくなっちゃうじゃん。アシトはAチームで通用するのか、アシトと花の関係はどうなってしまうのか、お嬢に勝ち目はあるのか、気になることが多すぎるので早く続きをやってもらいたい。

 

シャドーハウス -2nd Season-

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★★☆

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★☆

 めちゃくちゃ面白かった。シャドーハウスは思ってた倍くらい謎が明かされるスピードが速いので、テンポ良く見れるのがとても良い。2期はすす能力やこどもたちの棟での過去の出来事などについて明かされ、特にすす能力に関してはケイトのようにすすを操るだけではなく、他の生き人形を操ったりこびりつきを生み出したりといった固有の能力の存在も明らかになったので、今後ケイトたちの前にどんな能力を持った敵が現れるのか期待と不安が高まる。

 2期は同期たちの心強さを実感できる回が多かった。コーヒー洗脳などの秘密を知っているのはケイトペアとジョンペアだけなので、それ以外の人たちとは行動しづらくなってしまうのではないかとも思われたが、ケイトは同期会を開いてルイーズとパトリックにも協力を取り付けていて、同期の仲間で力を合わせて難問に立ち向かっていく様子が良かった。同期が集まってわちゃわちゃやっているのが久々な気がしたので、それだけで涙が出てきてしまった。

 その協力もあって、今回の話でずっと渦中にいたローブ様の正体がマリーローズであることを突き止め、自身の野望のために捕まるわけにはいかないマリーローズとの戦闘になる。大量のこびりつきを操るマリーローズに苦戦するケイトたちだったが、エミリコの奇抜なアイディアとジョンの圧倒的パワーによってマリーローズを打ち破る。生き人形とシャドーの服を入れ替えて、生き人形にすす能力ですすのコーティングをして入れ替わりに成功するという発想はなるほどなと思った。ケイトペアとジョンペアの4人がそれぞれできることを発揮してこその勝利だったのでとても熱かった。この時に見せた完全体エミリコ(ケイトの服を着たエミリコ)がとても可愛かった。

 最後にはシャドーが生き人形の体を乗っ取る際の残酷な方法や、過去編で明かされなかったかつての星つきの生き人形・アンソニーがまだ生きていたことなども明かされ、この先どのような展開を見せていくのかさらに気になるところである。3期もよろしくお願いします。

 OPもEDもとても良かった。OPは僕がアニサマで生で聞いた歌。1つOPに対して物申したいことがあって、放送前にこの曲をCMで初めて聞いた時に「なんて明るい雰囲気の曲なんだ、きっと2期はケイトたちが館の謎に果敢に挑んでいく内容なんだろうな」って思ったんすよ。それでフルを聞いてみたら歌詞は怪しい内容だしCメロ部分にはとんでもない不穏コードが紛れてるしで完全に騙されました。まあでも歌としてはとても好きです。

 

よふかしのうた

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★★☆

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★☆

 めちゃくちゃ面白かった。このアニメはなんというか、夜遊びを始めとしたいわゆるいけないことに対する少年心的なものがとてもくすぐられるアニメだった。現実が嫌になって逃げ出した先の夜の街で吸血鬼と出会い、自分も吸血鬼になるために恋を学んでいくって夢すぎない?あとこのアニメは序盤と中盤と終盤でかなり様相が違っていて、色んなところに面白さを見出せたのも良かった。

 序盤はコウくんとナズナちゃんのイチャイチャ生活が良かった。ナズナちゃんとかいう女がエロ可愛すぎてダメだった。世のオタクの夢が詰まっている。CVに雨宮天さんを抜擢した人もなかなか天才的なセンスを持っている。恥じらいを感じるポイントがだいぶズレていて、まぐわうとかの下ネタは平気で言うくせに、好きだとかそういう話になると途端に真っ赤になったり下の名前呼びに過剰に照れたりしちゃうのがとても可愛かった。あとコウくんが深夜にナズナちゃんと会ったあとに明け方によく会うようになった幼馴染み・アキラもまた違うジャンルの可愛さがあって良かった。コウくんたちと添い寝することになった時の人並みの恥じらいがとても良かったし、コウくんを巡ってナズナちゃんとバチバチするところも良かった。

 ナズナちゃんは本業で添い寝屋を営んでいるらしいが、可愛い女の子によるドスケベナースコスのドスケベマッサージコースがある添い寝屋なんて毎日通ってしまうな。そこそこ常連客もいるらしく、なぜかコウくんが代わりにマッサージをすることになった社畜のお姉さんに対して、コウくんが差し伸べた救いの手が素晴らしすぎた。子供故のあまりに純粋で馬鹿げた発想と、「どうにもならなくなったら俺が吸血鬼にしてあげる」という言葉は、社畜のお姉さんにとってどれだけ大きな救いとなったことだろう。

 中盤はナズナちゃんとは別の吸血鬼が数人出てきて、彼女らの行動を通して吸血鬼が何たるかをコウくんが知っていくパートとなった。今まで吸血鬼の良い面しか映されていなかったが、当然悪い面もあるということが思い知らされた。あと印象に残っているのは、吸血鬼・セリとその眷属になったあっくんの話。最初はホラーなストーカー事件かと思いきや、実はあっくんはセリにとって唯一の人間の友達と呼べる存在で、その関係が失われるのが嫌で殺そうとしてしまったという話だった。またしてもコウくんの純粋すぎる説得によって、最後は話し合いですべてが丸く収まっていてとても良い話だった。

 終盤は吸血鬼ハンターを名乗る探偵とコウくんが出会い、アキラが吸血鬼に襲われる事件などを経て吸血鬼の怖さを思い知るパートとなった。コウくんたちが偶然忍び込んだ夜の学校で男の吸血鬼に襲われ、その吸血鬼を殺したハンターに吸血鬼になることの怖さを説かれ、コウくんが苦悩することになる。あれこれあって最終的にはまたナズナちゃんを好きになる決意をしたんだけど、最後のコウくんとナズナちゃんの会話からのキスが雰囲気最高すぎてめちゃくちゃ良かった。どうでもいいけど別の吸血鬼の1人・ハツカさんが可愛すぎて性癖を壊されそうになった。

 OPもEDも最近流行りのCreepy Nutsでかっこよかった。今ほど有名じゃない時にDJパフォーマンスをテレビで見たことがあって知っていたのだが、いつの間にか音楽番組で歌うようなユニットになっていてびっくりした。Creepy Nutsは歌ってない方の人のDJパフォーマンスがめちゃくちゃかっこいいので見てみてください。

エッッッッ!!!!!

 

A)

継母の連れ子が元カノだった

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★★★★★★★

 めちゃくちゃ面白かった。タイトルだけ聞くと「ドメスティックな彼女」的なドロドロ系を連想させるのだが、実際は高校生の等身大な恋愛を描いた胸キュンラブコメディだった。僕はこの作品はタイトルでだいぶ損をしていると勝手ながら思っていて、目を引くタイトルなのはラノベらしいと言えばらしいんだけど、継母の連れ子が元カノだったことよりもその先の恋愛が本質なのであって、もっと相応しいタイトルがあったと思うんだよな。いや論理というより感覚の話だな、普通にダサくて好きじゃないです。内容がとても面白いが故にそう思ってしまった。

 実は最序盤だけはこのアニメのことをあまり好きじゃなくて、継母の連れ子が元カノだったまではわかるけど、その相手と高校もクラスもあまつさえ生年月日まで同じという無理がある設定で、どちらを兄姉とするのかはっきりさせようとかいうしょうもない勝負を始めていて視聴するやる気を削がれてしまっていたのだけど、明確に面白いと感じ始めたのは多分水斗と結女の過去編が小出しにされてきたところからだと思う。この2人がいかにして今のような関係になってしまったのかが明らかになるにつれて、現在の彼らのちぐはぐな関係にも意味を見出すことができるようになったと感じる。9話では今まで幸せな部分が描かれることが多かった過去編の終わりの部分、2人はなぜ別れてしまったのかが描かれたのだが、些細なすれ違いから喧嘩してしまい、一度は仲直りしようとするも生まれた溝は簡単には埋まらず、割と長い「何もない期間」を経てお互いにどちらからともなく別れを切り出すみたいなのが、なんとも現実味満載というか中学生の等身大の失恋に思えてとても良かった。それはそうなんだけど等身大の失恋なんてなかなか見る機会がなかったから新鮮だったのもある。そうして別れた数日後にまさかの義きょうだいとして再会することになり、あの意味わからない関係が誕生したと、いや納得。あの過去編を見てからだと、現代でいがみ合っている2人に対する見方もがらりと変わった。恋人であるが故に言えないこともあったっていうのがいかに大きな枷だったかが窺える。この関係になったからこそ、あの頃のすれ違いの真実を知ることもできたのが素晴らしかった。

 水斗の中で結女がまだ大きな存在だったように、結女も未だに水斗のことが大好きだという描写が多くてとても良かった。水斗が髪セットしてたらめちゃくちゃ興奮したり、浴衣姿を見て大はしゃぎしたり。さらにこれはお互いにではあるが、何かと良い雰囲気になるとカップルだった頃の名字呼びに戻ってしまうのが良かった。最終回の花火大会もマジで良かった。水斗の心に居座っている彩井結女を絶対蹴落としてやるだぁ~?最高。

 女の子キャラのパワーが単純に高かったのも良かった。東頭いさなとかいう女が毎週大概ヤバくて良かった。まず初登場シーンがヤバい。靴下を履かせる性癖というものが存在するという事実に世界の広さを感じざるを得なかった。当初は水斗と男友達のような関係だと言っていたが、結女たちに焚き付けられて水斗への想いを自覚してしまい恋する乙女になってしまう。なんやかんやあって水斗へ告白するもののフラれてしまうんだけど、その時の水斗のフリ方がまぁ~~~最高で、最高だった。ラノベ特有の論理的なセリフマジで良いんだよな。普段何にも興味がなさそうな水斗が、結女というただ一点においては未だに執着を見せていることが判明したのが最高だった。東頭いさなという女が大概なのはさらにここからで、フラれた次の日からはまた水斗の男友達のように行動し始め、それどころか身体や喋り方と言った武器はふんだんに使ってくるようになってきてマジで大概だった。結女がどうしてこうなったとツッコみたくなる気持ちもわかる。南暁月という女は、普通に序盤ただの犯罪者だったはずなのにみんなと打ち解けていてすごい。でも可愛いから全部許される。

 OPがあまりに神だった。今期楽曲ランキング堂々の第1位。DIALOGUE+の歌の中での一番がまた更新されてしまった。アニサマで生で聞けたのも最高だったな。やっぱメロディとか歌詞とかって自分の予想できない展開がくるとめちゃくちゃ引き込まれるみたいなところあると思うんだけど、なんかこの曲は最初から最後までそれで溢れている気がする。音楽理論的にこの歌を褒めたいんだけど僕に知識がないばかりにそうできないのがもどかしい。どうでもいいけど最近僕の中で「ちぐはぐ」っていう言葉が流行しているので日常会話でも使えるように努力している。今まで認めないようにしてたけどもう疑いようがない、僕はDIALOGUE+が好きです。OP映像もめっちゃ可愛くて好きだった。映像から溢れ出る弱キャラ友崎くん感。 

←フラれた女 元カノ→
冷静になると構図が意味わかんなすぎる

 

シャドウバース FLAME(第2クール)

ストーリー★★★★★

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★☆

 25話までの感想。シャドウバースというアニメをAに置けている事実が嬉しくて泣いている。1クール目から面白いとは思っていたが、2クール目はさらにキャラの深掘りやバトルの面白さに磨きがかかり、さらに前作のキャラが続々と登場するなどファンサービスにも暇がなく、ガチで毎週めちゃくちゃ楽しみながら視聴している。カードゲームアニメのストーリーはいかに登場人物の心の動きとカードバトルをリンクさせるかに懸かっていると思うんだけど、最近はそこの作り込みも素晴らしく、どのバトルも激熱な展開を楽しめている。ちなみに忖度は一切していないつもりだが、やはりシャドバというコンテンツをよく知っているからこそ最大限に楽しめているというのはあるらしい。ただ今作が面白くなればなるほど、前作がゴミだったのはヒイロくんが運だけイグニスバースをしていたせいだという事実が浮き彫りになってきて悲しくもなる。

 序盤はセブンスフレイムの面々がそれぞれ強くなるために対戦相手を探していたら、偶然にも前作の主要メンバーと出会ってバトルするみたいな内容が続いた。アリスとミモリがすれ違いから喧嘩していて、その間にそれぞれライトとスバルとバトルして、その後仲直りの電話を始めるミモアリが尊かった。アリスはアイドルじゃないオフの状態の時の声の低さが、ミモリは成長して見せる色気が最高だった。じゃんね男ことカズキも出てきたけど、なんというか理想的な「前作の主人公の親友キャラ」でとても良かった。あんまり関係ないが、前作放送中に急なエラッタがかかったせいでアニメとアプリで効果が違うという状況になっていた「消えぬ怨恨」というカードだが、今作ではちゃんとアニメでも修正されていて草だった。エラッタ後の消えぬ怨恨普通に強いんだよな。あと僕の感想メモに「イツキとバトルした不良が東リべオマージュしてて草」って書いてあるけどなんのことか全く思い出せない。

 あまり部に打ち解けないツバサ先輩と、そんなツバサ先輩と仲良くなりたい風祭レンの勝負はめちゃくちゃに熱かった。前期に言ったかどうか覚えてないけど、実は僕風祭レンというキャラが登場時からめっちゃ好きで、僕自身あんまり今までこういうキャラに好感を持つことが少なかった気がするので驚いている。彼女は自分の好きなものに自信が持てない瞬間を感じることがありながら、それでも自分の好きをずっと貫いている姿がとてもかっこいい。バトルを通してそんなレンのまっすぐさに心開いたツバサ先輩が、直後からレンを下の名前で呼び始めたりあまつさえ自分の家へ招待したりなんかして、突然の急展開に動揺を隠せなかった。お泊り会の様子から察するにツバサ先輩はレンのことガチで好きだし、レンも恋に落ちちゃってると思う。この2人の関係をずっと眺めていたい。

 ツバサとレンは、謎に包まれていたジェントルマンの正体にも辿り着いた。デジフレのメイティを連れている人がジェントルマンだとかいうすげえ適当な推理から行き着いた正体は、めっちゃくちゃ可愛い女の子だった。シオン、マジで可愛いからさっさと正体バレて生身の姿で行動してくれ。ジェントルマンの時の傲慢な口ぶりは普段の自信のなさの反動からくるものだったんだね。森久保祥太郎の声がジェントルマンのセリフとマッチしすぎてウザさが尋常じゃなかったが、同じセリフでも女の声になるだけでウザさが半減したなと思った。

 3クール目はついに廃部を賭けて血で血を洗うシャドバ部対抗戦が始まるらしいので楽しみだ。ちなみにこれを書いている時点でもう12月に突入しているが、3クール目はまだ1話も見ていません。

後ろのロッカーに貼ってある絵がめちゃくちゃいいんですよ

シオンちゃそ好きすぎてスキン課金しちゃった

 

A-)

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮編

ストーリー★★★★☆

     作画      ★★★★☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 普通に面白かった。例によってダンまちというアニメはまた1期を見ておらず、どうやら1期が一番面白くてそれ以降の評判は微妙で、つまりは僕は面白いダンまちアニメを見たことがなかったわけなんだけど、今回は毎週熱い展開で見応えもあって面白かった。2,3期より話が分かりやすかったのかもしれない。

 前半はダンジョンに踏み込んだベルくんたちが、モスヒュージの強化種にボコボコにされるところから始まる。強化種というだけあって強いだけではなくめちゃくちゃに賢く、冒険者を生きたまま捕らえることで人質としたり自身の身代わりを用いて背後からの奇襲を狙ったり、まさに姑息と呼ぶに相応しい行動を多くしていた。最後はベルくんや最後まで諦めなかったリリたちの活躍により討伐に成功しており、その際に見せた春姫のレベルブーストフォーメーションがめちゃくちゃかっこよかったことを覚えている。あと一旦仲間とはぐれたベルくんが出会ったゼノスの少女・マリィがめちゃくちゃ可愛かった。結果論ではあるが、仲間が必死で戦っている時にベルくんはマリィとずっとイチャイチャしてたことになるのはちょっとおもろい。

 後半はベルくんの知り合いであるリューさんの冒険者殺し疑惑を巡ってまたダンジョンに潜った。その疑惑は結局はリューさんを貶めるためのものだったが、ベルくんたちはまんまと罠に嵌まってしまい、呼び出されたダンジョンの厄災・ジャガーノートに蹂躙されてしまう。その圧倒的戦闘力を前に次々と冒険者が殺されていく中でベルくんはどうやって太刀打ちするのだろうと思っていたら、全く歯が立たず瀕死に追いやられてしまう。明らかに即死したような雰囲気でダメージを受けていたので思わず目を丸くしてしまったが、公式サイトによると首の骨が折れただけで済んでいたらしい。一応そのダメージはマリィの治癒能力で回復させることができたが、ジャガーノートを撃退することは叶わず1クール目は終わった。なんか別の強そうな敵も現れてしまったのでここからどう対処するのか続きが楽しみだ。

 OPがめちゃくちゃかっこよかった。あとEDの映像がベルくん主観視点でヘスティアを見るみたいな映像だったのだが、最後にヘスティアが近付いてくるシーンでなぜか毎週ドキドキさせられてしまった。可愛かった。

 

彼女、お借りします(第2期)

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★★☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★★

 かのかりは主人公の和也くんのことが嫌いすぎて1期をBに置いてしまった作品だが、2期も当然和也くんが無理すぎてダメだった。和也くんが主人公をしている限り僕はこの作品を好きになれないんだと思う。と言いつつも今回この評価にまで上がったのは、和也くん以外のキャラが強すぎたおかげである。和也くんは感謝した方が良い。

 和也くんの千鶴への想いはもう疑いようがないというか、どんなにダサくてもかっこ悪くても彼が彼女のためにした言動の数々は、どれも生半可な気持ちじゃできないことばかりだったと思う。そういう一面だけを切り取れば、確かに和也くんもかっこよく見えてしまうんだろうなと思った。僕はもうその気持ちだけを信じて他のものはすべてかなぐり捨てていけばいいと思うんですよ。ずっとズルズル他の女も引き摺り続けてそういうところがいけないと思う。瑠夏ちゃんが可哀想だとは思わないんですかね。瑠夏ちゃんが和也の部屋に泊まった時も、あんなに露骨にアピールしてたのに結局は何もないなんて何を考えているのでしょうか。結局そんなこんながあって歯止めが利かなくなってしまった瑠夏ちゃんがついに和也にキスしてしまったシーンは色々な意味で衝撃だった。昭和のラブソングみたいなBGMとともに急にエロアニメになったかのような力の入れようだった。あそこの瑠夏ちゃんは健気すぎて涙出てきたゾ……。俺が瑠夏ちゃんを幸せにしてあげたい。

 墨ちゃんは相変わらず出番が少なかったが、数少ないお当番回での可愛さは異常だった。無言女子の可愛さの破壊力の極みがそこにはあった。俺も墨ちゃんと水族館デートがしたい。和也の相談を受けて泣いてくれた墨ちゃんも最高だった。俺が墨ちゃんを幸せにしてあげたい。

 麻美さんは終始何考えてるのかわかんなくてめちゃくちゃ怖かった。裏垢とか持ってるのもそうだし和也と千鶴の関係を考察する謎の洞察力もそうだし、何よりモノローグの声の低さが怖すぎて泣いちゃった。

 OPもEDもめちゃくちゃ良かった。OPのダンスを考えた人には国民栄誉賞をあげよう。あの可愛いダンスがイントロとサビで2回流れるのも素晴らしい。OPはアニメサイズの編曲(?)が素晴らしいなと思って、「弱い君も知ってる(中略)僕に守らせて」からの「彼氏になってあげる」の流れが、和也くんが千鶴を振り向かせるために頑張るんやなって雰囲気を想像させてとても良かった。作中の和也くんにはこれに見合うくらいもうちょっと頑張ってほしかったんだがな。あとこの曲のMVの物語もね~とても良かった。たった5分の動画の中に込められた恋物語が良すぎる。ED映像は五等分の花嫁2期EDととても似た構図になっていた気がするが、僕が知らないだけでなんか有名な元ネタとかがあったりするのだろうか。あと各ヒロインのお当番回で各キャラソンが流れていたのも良かった。やっぱかのかりというコンテンツは人気あるんやなぁ。

可愛すぎ

 

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season

ストーリー★★★★☆

     作画      ★★☆☆☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★★

 面白かった。めちゃくちゃ久し振りな2期で、1期の記憶はもうほとんどない。ラノベ原作にありがちなんだけど、話が難解すぎて1回見ただけじゃ理解しきれない部分も多く、雰囲気で話の流れを汲み取ったところも多い。ちゃんと原作で読んだら面白そうだなというのは感じた。特に序盤の惑星ゲームみたいな試験はちゃんとルールを理解する前に終わった。そういえばこの惑星ゲームは原作では十二支ゲームだったようだが、原作勢もここを変えた意味がよくわからないらしい、不思議だ。あと多分1期の頃からそうだが、作画が全体的に良くなかったのは気になった。崩壊ってほどでもないけど。原作が人気だから適当に作っても売れるやろっていうのは良くないと思います。

 2期は軽井沢のパワーだけで戦っていたと言っても過言ではない。いじめられていたところを綾小路に助けられたことで心の隙間に付け込まれ、その後は綾小路の協力者として行動する軽井沢だったが、次第に明らかに協力者を超えた感情を綾小路に対して持つようになっており、そんな軽井沢がとても可愛かった。殺伐とした頭脳戦が日々行われているこの世界において、軽井沢だけは高校生らしい薔薇色の雰囲気が漂うことが多かったのが癒しで良かった。あと最近今更ながら竹達彩奈さんの声にハマっていて、月曜日はよう実を見てから竹達彩奈さんのASMR作品を聞きながら寝るというのが習慣になっていた。終盤ではDクラスの黒幕の正体を炙り出すために、Cクラスの龍園が軽井沢を拉致監禁し、いじめられていた頃のことを思い出させるような酷い拷問を施す。あくまでも学校内なので、法律に抵触しなそうな範囲の中でも酷い拷問として冷蔵室での水責めが行われたわけだが、軽井沢があまりにも可哀想すぎてめちゃくちゃ興ふ……怒りを覚えた。直前に綾小路に協力関係の断絶を言い渡されていたことからも、軽井沢はいいように使われていただけだっていうのは自分でも理解していたと思うのだが、それでも最後まで口を割らなかった軽井沢が健気すぎて泣けた。最後は綾小路が真正面から龍園の前に現れてすべてを明らかにした後、力でねじ伏せるというとんでもない展開でびっくりした。でもこの一連の龍園のことがめちゃくちゃ嫌いだったからボコボコにされてスッキリした。軽井沢は軽井沢でまだ綾小路への気持ちは消えてないっぽくて、恋は盲目っぽくて良いなと思った。ラブコメで起きてほしいことランキング第1位・恋は盲目。

 櫛田が堀北と因縁があることが判明してさらにDクラスに対する裏切り行為をしていたり、堀北と櫛田が退学を賭けた勝負をしていたりみたいな話もあったがあまり印象には残っていない。堀北は軽井沢を見習ってもっとヒロインらしく活躍してくれ。

 OPがめちゃくちゃかっこよかった。僕がアニサマで生で聞いた歌。この歌歌うのめちゃくちゃ難しそうなんだけど、ZAQさんがアニサマでピアノ弾き語りで歌い始めたの強すぎてひっくり返った。超かっこよかった。映像はなんというかボカロのMVみたいな感じでかっこよかったし、こういうのだと歌詞が見えるので結構助かる。

流石に面白すぎて保存しちゃった

 

Engage Kiss

ストーリー★★★★☆

     作画      ★★★★★

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★☆

 面白かった。悪魔と戦うSFものに昼ドラ系恋愛要素をひとつまみって感じかと思ったら、思ったより昼ドラが強くてほぼ五分か寧ろそっちがメイン張ってたまであった。SF要素だけで言ったらまあ普通ぐらいの面白さだったんだけど、ヒロインたちの醜い争いが加わることによって良い味を出していた。あと全体的に作画がめちゃくちゃ良くて迫力があり、見応えがあった。作画が良いだけでも良アニメに見えてしまう。

 金の使い方が荒くて万年金欠なヒモ男・シュウ、シュウにめちゃくちゃ尽くしてくれる悪魔・キサラ、別れた後でも未だに世話を焼いてくれるシュウの元カノ・アヤノとこの3人の関係性を語るだけでもドロドロ具合が察せるのに、さらに昔シュウと関係を持ったことがあるシスターエクソシストシャロンやシュウについた悪い虫を退治しようとする妹・カンナまで出てきて、最後の方は大混乱の人間関係になっていた。シュウくんは間違いなくクズなんだけどなんかモテる理由がわかるというか、こういう男から離れられなくなる女って一定数いるんだろうなと思った。

 悪魔との契約と言えば代償が付き物だけど、シュウくんはキサラの力を行使するために過去の記憶を代償としていた。僕は記憶がなくなる系の話には人一倍弱い傾向があるのでかなり効いた。危険に陥ったアヤノさんを助けるために、過去のアヤノさんとの記憶を犠牲にするみたいなこともあって悲しくなった。しかもシュウくんが失った分の記憶は全部キサラに刻み込まれるというのもなんかね、ヤンデレ気味のキサラにとっては酷い仕打ちだなと思った。5話で悪魔に狙われたアヤノのもとを訪れたシュウくんが色々あって一線を越えちゃって、それをなかったことにしたいアヤノがその記憶を奪うようにキサラを唆すみたいなシーンがあって、キサラはシュウくんにそんな記憶を持っていてほしくないから利害は一致してるんだけど、そうして得た記憶はキサラのもとに行くわけで、キサラがアヤノに泣きながら怒るシーンがドロドロ極まってて最高だった。エピローグではシャロンがいなくなった代わりにカンナがドロドロ人間関係に参加していてさらにカオスなことになっていた。シュウくんにはこの先一生苦労して生きていってほしい。

 どうでもいいけど、悪魔の退治業者を決めるために政府が入札制度を用いている世界観だったのだが、シュウくんが毎回低価格入札で市場を荒らしまくっていたのには職業柄吐いてしまった。あの世界の政府は早急に低価格入札に対する制度を設けた方が良い。

 さらに全然関係ないけど、悪魔と契約して力を得る代わりに記憶を失ってしまうという設定は、1つ前の仮面ライダー・リバイスでも同様のものが用いられている。どちらも最後は主人公が失われていた記憶を取り戻すのだが、リバイスの方が遥かに悲しい終わり方をしているんだよな、これだからニチアサはやめられねえぜ。リバイスは令和ライダーの中でも一番面白かったと思っているので、是非5年後くらいにYouTubeで無料配信される際には皆さん見てみてください。

 OPはかっこよくて好きだった。EDは久々のナナヲアカリさんだったけど初見であんまり微妙かと思ってしまったが、何回か聞いてたらハマった。あとED映像が可愛すぎるんだよな、好き。

 

シャインポスト

ストーリー★★★★☆

     作画      ★★★★☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★☆

 シャインポストの中の〇〇〇の部分。なんか色々と問題があったのか、夏アニメ期間中にはテレビで9話までしか放送されておらず、そのまま見るのを忘れていた続きを1月になってようやく見た。昨今のドキュメンタリー系アイドルものにしてはかなり面白かった。見終わった直後に感想を書いているので若干過大評価な気もするがまあ気にしない。ライブシーンのクオリティも個人的には非常に高かったと思っていて、毎回すごいなぁと思いながら見ていた。

 TINGSというアイドルの成長を描いた物語だが、専用劇場ですら30人程度の集客力しかなかったところから中野サンプラザのキャパ2000人を埋められるようになるまでの過程で、メンバーそれぞれが自分の弱点と向き合いそれを乗り越えることで成長していく過程がとても良かった。特に序盤から目に見えて足を引っ張っていた理王が、自身の得意分野である歌唱力をついに開花させて新曲バラードを披露するシーンは思わず目を奪われてしまった。

 8話で雪音と紅葉がTINGSを脱退した理由が語られ、それは春が本気を出していないからだというのはかなり驚いた。本気を出していないと聞くとやる気がないという風にも聞こえるがそうではなく、過去の経験から本気を出すことをやめていただけであってアイドル活動やメンバーに対しては真摯に向き合っていたことや、マネージャーに語った夢に嘘がなかったことも、意外さを引き立てる一因だったと思う。本気を出していないことがわかってから1話などを見返すと、確かに1人だけ息が上がっていなかったりダンス中にチラチラ周りを気にする余裕があったりというシーンがあってなるほどなと思った。9話ですべてを知った4人が春の本気をステージ上で見てもなお折れることなく春を受け入れ、春もそれに感謝して涙するシーンでは僕も感動の涙を流してしまった。

 終盤ではこの世界のトップアイドルであり、かつて春も所属していたHY:LAINが登場し、春を引き抜こうとしてきた。勝手なことを言っているようにも思えたHY:LAINだが、考えてみれば状況自体は今のTINGSと同じで、春の実力に追いつこうと全員で努力した結果が実ったすごい人たちなんだなと思った。むしろ勝手だったのはメンバーを信頼せず早々に脱退してしまった春の方まである。最終話の中野サンプラザライブでは見事HY:LAINを納得させるパフォーマンスをして事なきを得たが、そのための秘策が春と杏夏によるダブルセンターだったのには驚いた。序盤では絵に描いたような自信なし子ちゃんだった杏夏が、本気の春と渡り合えるまでに成長したのかと思うとすごい。

 このアニメはアイドルに敏腕マネージャーがついていることで、良くも悪くもゲームっぽく感じられた。個人的にはどちらかというとこれはマイナスポイントで、自分たちだけで解決していく話の方が好きなこともあり、最初の方はマネージャーを邪魔に思うことも多かったが、流石にマネージャーの存在や言葉が彼女らの中でどれだけ大きいものなのかがわかってきて、後半になるとその気持ちも薄れていった。あと最終話で春とマネージャーが過去に会ったことがあることが判明して、1話で春がすぐマネージャーに気付いたことが伏線になっていたのはめちゃくちゃ良いなと思った。

 OPは最初はなんとも思わなかったんだけど、物語が進むにつれて歌詞の意味などでどんどん良くなってくるタイプだった。あとTINGSの声優が披露するダンスMVが公開されていて、これがとても良かった。

 

B+)

神クズ☆アイドル

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★☆☆

 楽してお金を稼ぐためにアイドルになったやる気ゼロの男アイドル・仁淀が、かつて神アイドルだった幽霊・アサヒと出会い、時に憑依されながら最高のアイドルを目指す話。いや別に最高のアイドルは目指してなかった気がする。タイトルは神アイドルとクズアイドルの邂逅みたいな意味だと思うんだけど、楽して金を稼ぎたいと言いつつもちゃんと働いている仁淀くんのことをクズ呼ばわりするのはちょっと違う気がする。最初の方は、楽して稼ぐためのアイドルを続けたい仁淀くんと生前のようにアイドルがしたいアサヒちゃんの需要が噛み合って2人で一人の新しいアイドルを作り上げていくのかと思ったら、仁淀くんがとんでもないアイドルポテンシャルを持っていると感じたアサヒちゃんが、仁淀くんに本気を出させようと頑張るみたいな話だった。アイドルは普通の仕事よりも大変な気がするので最初は仁淀くんの言っている意味がわからなかったが、そんなに才能があるなら納得だった。

 仁淀くんの属するアイドルユニット・ZINGSのファンが基本的に異常者しかおらず、そちらに焦点が当たることも多くて面白かった。公式も本編はこっちと言っていた気がする。いくら仁淀がやる気のないアイドルだからって、応援うちわに「目開けて」「息して」「生きて」などと書いているのは流石に笑うやん。あと4話のファンミーティングの回も意味不明で面白かった。じゃんけんに勝つために山籠もりするって何。ライブ後などはいつも異常者ファン3人が居酒屋で打ち上げするんだけどそれもまた面白かった。その打ち上げにたまに来る別アイドルのファンの人がその3人を見ていつもドン引きしてるのも面白かった。

 仁淀の中にアサヒを見つけて何かと突っかかってきていた人気アイドル・瀬戸内くんも面白かった。アンチ仁淀のような態度をとっていながらも、行けるイベントには全参加したりどう見てもファンサイトを作ってしまったり、次第にファンの間でも筆頭ファン扱いされてしまっていた。最終的にはアサヒに諭されてちゃんとファンになれていて良かった。僕もアンチから入っていつの間にかファンになるみたいな経験が多少あるので、気持ちはよくわかった。

 最終回だけ丸々なんかただのZINGSのライブみたいになってて面白みが少なかったのが残念だった。全体的に見れば面白いアニメだったと思う。 

 

組長娘と世話係

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★☆☆

 極道が可愛い組長娘の世話係をするゆるふわ系任侠アニメ。まず組長娘がめちゃくちゃ可愛い。極道の家という特殊な環境に生まれて母親もそばにおらず、つらい境遇の中でも健気に生きる姿が良かった。当初は母親は既に亡くなっているかのようにも思えたんだけど、実際は病院で寝たきりになっているだけで、でもそれが逆に寂しさを掻き立ててしまいなかなか会いに行くことができずにいたお嬢に対し、霧島が「お母さんは神様の意地悪な魔法にかけられているが、お嬢のことが大好きだからまだ諦めずにいる」と説得するのがめちゃくちゃ良くて好きだった。そんなこんながあってお嬢も霧島のことが大好きになってしまい、その後の懐き方がめちゃくちゃ可愛くて良かった。

 霧島も霧島で、今までは桜樹組の悪魔と呼ばれ恐れられていた狂犬だったけど、世話係になってからはキレそうになってもお嬢のことを思い出して踏みとどまるみたいな変化が良かった。それでもお嬢を誘拐しようとした人たちに対してはお嬢のことを忘れるほどブチギレてしまい、相手をもう少しで殺してしまいそうにもなったが、組長に説教されて正気を取り戻し、病室のお嬢と再会した際には気を失うほど安堵していたのも良かった。その後は自分の不甲斐なさから世話係を辞めると言い出したが、組長や杉原、元兄貴などの力強い説得によって辞めるのを辞めてくれたので良かった。極道アニメなのにまじで登場人物に良い人しかいないので、これぞハートフルという感じを楽しめた。

 物語の中では準レギュラー的な立ち位置で、公式サイトにも名前が載っておらず名前を調べるのにちょっと苦労したが、ちょいちょいお嬢と遊んでくれていた花田歩という女子高生がめちゃくちゃ好みだった。もっと出番が多ければ良かったのに。

 4話のゴミ回は忘れることができない。悪いアニオリの典型。ワンピースとかで原作ストック足りない時に泣く泣く挟むならまだわかるけどこのアニメで挟んだのは意味がわからない。前にも後にも繋がらない孤立回でしかも何も面白くないってどういうことなんだ。

 OPもEDもめっちゃかっこよくて実はかなり好きだった。

これなんで保存したんかわからんけど可愛いね

 

それでも歩は寄せてくる

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★☆

 からかい上手の高木さんの作者が贈るほぼ男女逆転版高木さん。高木さんの作者、漫画を描くバイタリティがすごくないか。僕は実は高木さんという作品を生理的に受け付けられず、アニメも各期1,2話しか見れていないのだが、こちらは普通に見れた。照れさせられる女の子は可愛いから仕方ないね。僕はこういうアニメを見てると「こいつらなんで付き合わねえんだ、早く付き合えよ」っていう気持ちになっちゃってそうなったらもうダメなんだけど、うるしと歩に対してはあまり思わなかったのが不思議だ。歩にちゃんと告白する気が存在しているのが良いのか……?ちなみにタケルと桜子に対しては早く付き合えよと思っています。

 うるしがとても可愛かった。最近気付いてしまったんですよね、僕がデコ出しマーメイドを特別に好きになってしまうことに。今までも下向きのアニメキャラを見上げる構図にドキッとすることはあったんだけど、最近伊藤美来ちゃんがデコ出しマーメイドになった姿を見たことで自分の趣味が妙に腑に落ちてしまった。あとうるしの友達のマキちゃんも妙に好きだった。うるしたちのことを玩具にしてるけどちゃんと背中も押してくれている感じが良い。あとちなみにこのアニメの本編は間違いなくタケル桜子カップルです。何度キュン死させられそうになったか数えきれません。

 OPもEDも良かった。OPのダンスが可愛い。

 

うたわれるもの 二人の白皇(第1クール)

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 14話くらいまでの感想。冬から春にかけて1期の再放送をやっていたのでチラチラ見ていたが、2クール目で見逃すことが増えたため終盤のストーリーをなんとなくしか追えておらず、後半になって出てきたキャラに対しては誰だっけという感情が強い。

 1期でオシュトルが命を落とし、その仮面と使命を受け継いだハクがオシュトルに成り代わって頑張っていく話。関係者以外でオシュトルの死を唯一知っているネコネが終始健気だった。自分も兄を喪って悲しみに暮れているはずなのに、オシュトルの意志を継ごうと頑張っているハクを支えなければと気丈に振る舞っている姿が泣ける。オシュトルとして完璧になっていくハクを見て、自分の中の兄の存在に不安を覚えてしまうネコネのシーンがまた健気で良かった。

 オシュトルの代わりにハクが死んだことになったので、そのせいでクオンやマロロが暴走してしまったのもしんどかった。クオンが皇女としてアンジュ殿下に襲い掛かってきた時はどうなることかと思ったが、結果的にアンジュも強くなりクオンも戻ってきてくれたので良かった。

 1期と2期の間でハク役の藤原啓治さんが亡くなってしまった関係で、オシュトルに成り代わったハク役をオシュトル役だった利根健太朗さんが引き継いでいるというとても複雑な状況になっている。でも違和感は全くなく、ハクの演技をする藤原啓治さんへの寄せ方がすごくて、役者さんはすごいんだなと改めて思った。

 1期を適当に見てたせいで覚えてないだけかもしれないけど、オシュトルたちが変身する巨大ロボみたいなやつが急に出てきてびっくりした。刀と弓で戦争しているような世界であの力はぶっ壊れじゃないんですかね。

 1クール目後半になってやっと面白くなってきたので、2クール目も楽しみにしている。

 

東京ミュウミュウ にゅ~♡

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 冗談みたいに面白かった。一昔前の美少女戦隊的な少女漫画原作のアニメで、少女漫画チックな作画や展開も相まって非常に良かった。結局目の大きい2次元キャラは可愛いってわけ。メイン声優もどうやらこのアニメのために公募されたド新人さんだったようで、特にいちご役の人の演技が棒読みにならないギリギリの普通の声の演技って感じがして、作風ともめちゃくちゃマッチしていてとても良かった。

 憧れの青山くん、意地悪な白金、敵なのにめっちゃちょっかい出してくるキッシュといちごを取り巻く恋愛要素がとても少女漫画っぽくて良かった。いちごは青山くんが好きなはずなのに、ふと助けてくれる白金にも不思議な感情を抱いてしまうみたいなのがいいですね。恋愛要素以外にも各自の成長要素も面白くて、個人的には8話でれたすがとても頑張る回が好きだった。れたす……れたすだけもうちょっと名前どうにかならなかったんですかね、もっと可愛い名前の緑の食べ物たくさんあったでしょ。

 一昔前の作品ということで、今のご時世じゃコンプラ的に怪しそうなシーンも多くあり、逆に新鮮で面白かった。「いちごには鈴付けとかないと」とか言って女の子に首輪着けるやつ今じゃ絶対許されないでしょ。あとそもそもの話だが、悪と戦うためとはいえ何も関係ない一般人に無許可で怪しい遺伝子を植え付けて戦闘を強いるのやってることヤバすぎるんだよな。しかも感情が揺らぐだけで動物化するようになるとか日常生活にも影響出まくりだし。ショックで自決されてもおかしくないレベル。あと変身シーンがめちゃくちゃえっち。今のニチアサでは絶対に放送できない。

 タイトルとキービジュアルは地雷感ヤバかったけど普通に良かった。2期も期待している。

 

異世界薬局

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 異世界お仕事シリーズにしては面白かった。転生前の主人公役とかいうチョイ役に花江夏樹を起用したことは許せない。全体的に描写がリアルなのが良かったと思う。まず、当然のように膨大な魔力量とチート能力を得て転生したファルマくんに対し、身近な人たちが最初に抱く感情が畏怖なのが良かった。ファルマくんに影がなかったことも恐怖の原因の1つだとは思うが、普通なら自分とかけ離れた力を持つ存在に対しては恐怖を抱くはずなんだよな。一般的な異世界だとこういう場合に「すごーい!」とか言ってですり寄ってくる人の方がよっぽど異常。てか忘れちゃったんだけどファルマくんに影がないのは原因とかあったんでしたっけ、普通に転生者だからなのかな。あと貴族であるファルマくんが薬局を始めた時に、平民の組合に猛反発を受けるみたいなのも現実味があって良かった。一般的な異世界ならなかなかこの展開は見られないと思う。

 異世界の誤った治療法などをファルマくんが正していくという物語で、病気としては結核やインフルエンザといった聞き馴染みの深いものが多く登場した。聞き馴染みはあっても実際はどういう病気なのか知らないことが多く、このアニメを通じていろいろ勉強になったことも多い。終盤では意図的に流行させられた黒死病が蔓延ってしまい、インフルエンザとかの比ではないくらいの厳重な検疫や隔離措置、あと小動物によって瞬く間に感染が拡がってしまうなどとてつもなく恐ろしい病気なんだなと思った。馬鹿な貿易者が検疫を受けなかったせいで外部から病気を持ち込んでしまったシーンもあり、これは今の現実世界でも存在することなので危険だなと思った。

 OPはアニサマで生で聴けてかっこよかった。EDはSuperflyみたいでかっこよくて好きだった。

 

プリマドール

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 序盤は切る気満々で見てたけど、中盤以降面白くなってきたので全部見れた。明確に面白いと思い始めたのは4話で、逆に言うと3話以前の記憶はあまりない。プリマドールとアルストノリアはほぼ同系列のアニメだったと思ってるんだけど、プリマドールが圧倒的に勝っている点があるとすればちゃんと不穏をやってくれたことだと思う。俺らオタクは不穏の中で懸命に生きる少女たちをこそ求めて生きているため。それで言うとやはり4話で最初に人形の暴走という不穏が起きていることが重要だったんだと思う。

 7話の月下の話が一番好きだった。月下が偶然出会った老夫婦と親密になっていくんだけど、実はその老夫婦は敵国側の人間で、月下を利用して情報を得ようとしていたが、最終的には月下によって阻止されるみたいな話。この老夫婦は月下を騙す気持ち100%で動いていたのではなく、月下に対する愛情も本当に持っていたというのが、まあありがちではあるものの良い話で泣けた。その後も何かと月下の気持ちが揺れ動いた時に獄中の老夫婦が映るのが、月下の中の老夫婦の存在の大きさを窺わせてめちゃくちゃ良かった。

 マスターが大好きな鴉羽、灰桜が大好きなレーツェルもめっちゃ良いキャラで好きだった。3話以前の記憶がないばかりに箒星の印象だけはかなり薄いのが申し訳ないところだ。あとどうでもいいけど、灰桜の大事にしていた小さい人形がシナモロールマイメロディを足して2で割ったみたいな見た目で最初の方は笑ってたけど、終盤には結構重要な存在だったことが明らかになったのでびっくりした。

 最終盤では、灰神楽によって暴走させられた人形を止めるために力を使いすぎた灰桜が記憶機関を損傷し、みんなのことを忘れてしまった。それを受け入れられずに泣き崩れてしまう黒猫亭の面々を見て僕も泣いた。記憶や思い出がなくなる系の話は、人が死ぬことよりも心に来るものがある。

 EDで各キャラのキャラソンが順番に流れてて、どれもすごく良い歌で良かった。キャラソンに力を入れるアニメは名作の法則。

実は重要な存在だったシナモロールマイメロを足して2で割ったようなキャラクター

 

オリエント 淡路島激闘編

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★☆☆☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 要所でしっかり熱い展開を押さえているので、全体的なストーリーは面白かったと思う。ただ作画や演出に終始やる気が感じられなかったため、特に序中盤は退屈に感じてしまった。この辺もちゃんと集中して見れば面白かったのかもしれない。作画の悪いアニメってそもそも集中して見るのが困難なんだよな。

 1クール目の最後にチラッと登場した、武蔵と恋に落ちそうだった女・みちるが実は敵の手先だったことが判明した。ただ心まで完全な悪人というわけではなかったため、武蔵を殺すことを躊躇するようになったせいで記憶をリセットされたり、敵に刀として使用されたりとかなり悲運な運命を辿っていた。最後の戦いでは武蔵に心を救われ、父親の呪縛からも解放される。戦後には、お互いに時間がないことがわかっている中での武蔵とみちるの最後のデートがあまりに切なすぎて泣いてしまった。

 島津兄弟の、刀の属性に起因する兄弟の確執を兄弟の絆の方が上回った瞬間も熱くて良かった。あの話だとちょっと武蔵が異物感あった気がしないでもないけど。あと対戦カードで言うと、尚虎vs.四郎や兼竜vs.静六の戦いも熱くて良かった。特に兼竜は普段と戦闘時のギャップが大きくてかっこよかった。

 OPはめっちゃかっこよくて、EDは普通に好きだった。EDのサビの「混じり合い支え合い強くなる」の部分のメロディめっちゃ好き。アニサマで生で聴いた時の、アーティストとしての自分に酔いしれていた梶原岳人の姿が忘れられない。ED映像も、みちるが鐘巻武士団に入ったIFルートの様子だったと思うと涙が出てくる。 

 

カッコウの許嫁(第2クール)

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★☆

 ヒロインの単体パワーはずっと高くて良かったけど、ストーリーは面白くなる前に終わってしまった感じ。多分物語が進めば進むほど面白くなりそうな雰囲気があるので続編を期待したい。

 1クール目で凪の実父が見ていた幼い凪と思われる写真の人物は、行方不明になっているエリカの兄・宗助だということが判明した。エリカがSNSを始めた理由や最初にエリカが凪を気に入った理由にも綺麗に繋がってはいたが、凪の実父の不自然な隠し方やあまりにも凪と宗助が似ていることなどから、僕は凪と宗助同一人物説を推したい。まあこの説を成り立たせるためには凪の記憶消去とエリカの実父母の記憶改竄が必要になるので急にオカルトアニメになっちゃうんだけど。そもそも数日前に宗助が別荘にいた形跡があったらしいからもっと無理があるんだけど。

 瀬川ひろという人間が考えていることがさっぱり分からない。凪くんだけでなくエリカや幸に対しても凪くんのことが好きであるかのような発言を繰り返したかと思えば、逆に全くなんでもないような態度を取り始めたりともう登場キャラと視聴者を大混乱させてくる。人狼だったら確実に狂人を引いている。ひろに負けないようにと他の2人が若干積極的になったりということもあるので物語的に完全に悪役というわけではないが、現実にいたらヤバいやつなのは間違いない。凪は何度もひろに告白しているわけで、凪のことが好きならばそれを受け入れるだけで試合終了なのになぜそうしないのが気味悪い。テストの時などに重度の負けず嫌いだということが判明しているが、ライバルと競り合ったうえでの完全な勝利を欲しがっているのかもしれない。

 何を考えているか分からないと言えば、凪の実父も大概何考えているか分からない。いつも不敵な笑みを浮かべていて表情が読めないうえ、幸と密会して凪への気持ちを後押しするようなことを言い始めたり頑なに宗助の存在を認めなかったり、言葉にも常にハテナマークが付いてくる。対照的にエリカの実父母は分かりやすくてめちゃくちゃ良い人たちなのでより際立つ。彼やひろの真意が明かされてきた時に本当に面白くなりそうなんだよな。

 EDは初めて聞くタイプの藍井エイルで最初は慣れなかったが、聞けば聞くほどに良い歌だった。アニサマで生で聴いたアコースティックアレンジバージョンもめちゃくちゃ良かった。OPはサビを見つけられないままに終わってしまった。

 

ハナビちゃんは遅れがち

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 ショートアニメだったので例によって全部終わってからまとめて見た。ちなみに今日の日付は11月13日。アニメで楽しくパチスロのことを学べる系アニメかと思ったら、モチーフと舞台がパチスロなだけでほぼ普通のギャグアニメだった。でもショートアニメと相性良い感じで普通に面白かった。最終回の病気の男の子に花火見せるやつとかただただ良い話で終わってしまった。ところでタイトルの遅れがち要素は一体どこにあったんですかね。

 原作者の白金らんぷ先生は、高校時代にcomicoを読み漁ってる時に出会って結構好きだった漫画家さんだ。なんか妖狐の漫画を描いていてめっちゃ楽しみに読んでたのに打ち切りっぽく終わってしまって悲しかった記憶がある。

 OPが6曲もあってしかもどれも個性的なボカロPに作ってもらった曲らしくて草だった。2番目に流れたバーサスの歌の作者が最近YouTubeをよく見てるマイキさんだった。個人的にはタコスロの清涼感溢れる歌が一番好きだった。EDは固定だったけどこっちも可愛くて良い曲だったね。静止画かと思わせておいて、背景のハナビちゃんがウィンクしてきて胸を射抜かれた。

 

邪神ちゃんドロップキックX

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★☆

  曲  ★★★★☆

 邪神ちゃん連載10年らしくて失礼ながら驚きを隠せない。この間東京に行った際に邪神ちゃんの漫画が好きだという友達と会う機会があり、その時偶然にも錦糸町で邪神ちゃん展がやっているという話だったので一緒に行ったのだが、なんというかとても楽しかった。原作者やキャスト・スタッフ宛てに貢ぎ物を置けるコーナーがあったんだけど、ワンカップ日本酒とか遊戯王カードとかも献上されていてめちゃくちゃ面白かった。天智の中で原作が1話分だけ公開されていたのでまじまじと読んだのだが、これがなかなか面白かった。アニメで見るより面白いんじゃないかと思う。

 僕は実は邪神ちゃんという作品は嫌いじゃなくて、嫌いなのはアニメの中で行われるクソ寒いパロディやコラボ企画だけである。3期はこれに当たる話数がちょっといつもより多くてしんどかった。中盤5話くらい使って北海道などの一部の地域の紹介をずっとしてたけどどう見てもアニメでやるような内容じゃなくて寒かった。それ以外の、邪神ちゃんがバカやってゆりねにズタボロにされるいつもの話は普通に面白かった。

 2期で登場したキョンシーキョンキョンが僕の心を撃ち抜いたことは有名だが、3期でもまためちゃくちゃ可愛いキャラがたくさん登場した。まずぺこらたち天使の主にあたるリエール様は、なぜか子供が好きなものが大好きなため自身の体も幼く変えてそれらを楽しむ姿が可愛い。邪神ちゃんの師匠であるペルセポネ先生との絡みも面白い。子供っぽいことをしたい時にペルセポネに恥ずかしいセリフを言わされる時のリエール様が可愛い。あと終盤に登場したヴァンパイア族のエキュートもめっちゃ可愛かった。お付きがキレると怖くて、エキュート指詰められそうになってるのも面白かった。

 邪神ちゃんはアニメ続編に向けてクラウドファンディングをするらしいが、まあ寒いアニオリはほどほどにしてこれからも頑張ってほしい。

なぜか錦糸町の邪神ちゃん展に行ってきました

僕の一番好きなキャラが可愛すぎる

 

オーバーロード

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 オーバーロードは例のごとく1期を見ておらず、2期は1話だけ見て話分かんなくて切って、3期も1話だけ見て話分かんなくて切った記憶がある。4期も見るつもりなかったんだけど、職場のアニメ好きの後輩がオバロをめっちゃ好いているらしく、何かあるといけないと思って頑張って見た。幸いにも異世界かるてっとに主要キャラが登場してくれていたので、3期までと違って最低限の知識はある状態で見ることができて良かった。いせかるはコミカルな世界観なのでキャラもある程度はデフォルメされてると思ってたんだけど、実際本編を見たら大体そのままで草だった。アルベドとかいせかるよりひどかったまである。シャルティアもポンコツなのはいせかるの中だけだと思ったら本編でもポンコツ扱いだった。デフォルメされてないシャルティアも可愛かった。あとどうでもいいけど帽子被ってないアインズ様のこれじゃない感がヤバかった。ただの骨。

 ストーリーは僕が話分かってなかっただけの可能性はあるが、後半でしっかり戦争が始まるまではちょっと退屈だった。戦争が始まってからは、魔導国側の圧倒的戦力と他の作品なら多少はありそうな温情が一切ない感じが満載で、なるほどオバロはこういうヴィラン的なところにも人気があるのかなと思った。最後の最後で敵国側の姫様が魔導国の侵攻を手引きしていたことが判明したシーンは怖すぎて泣いちゃった。

 OPがめちゃくちゃかっこよかった。EDのシャルティアのイラストがめちゃくちゃ良かった。

 

B)

はたらく魔王さま!

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★☆☆☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 春に1期の再放送をチラチラ見ていたので設定は大体把握してたけど、なんか待ち望まれた2期の割にはそんなに面白くなかった。作画にやる気が感じられないのが一番の原因だと思う。佐々木千穂の顔とか常に違和感あるんだけど俺の目がおかしいだけか?

 メインは魔王と勇者のことを親と呼ぶ謎の少女・アラス・ラムスを取り巻く話で、あとは天使に襲われたり海の家で働いたり農業体験をしたりテレビを買ったりしていた。農業体験で長野県の伊那市に来ていて、職場で微かに聞くような方言がいくつか飛び出して面白かった。実は1期の頃からそんなに真面目に見るほど面白いとは感じていなかったので僕はこのアニメと相性が悪いのかもしれない。

 EDが結構好きだった。溢れ出るnano.RIPE感。

 

金装のヴェルメイユ ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 序盤のエロギャグばっかやってる回は普通に面白かったけど、終盤でシリアスやり始めてからはダメだった。ヒロインの一人・リリアの登場頻度と話の面白さが比例していたというデータもある(ない)。メインヒロインのヴェルメイさんの存在が僕に全く刺さらなかったというのも原因の1つな気はする。というかリリアが可愛すぎるんですよね。絵に描いたようなツンデレ幼馴染みとして登場していながら、ヴェルメイさんがアルトにベッタリなせいで対抗心の炎が留まるところを知らず、いつも空回って最終的にえっちなことになってしまうのが良かった。身体だけ透明になる薬を飲んで全裸で男子寮に潜入とかヤバすぎるでしょ。あとリゼロのレムみたいな子も可愛くて良かった。僕はずっと偽レムと呼んでいたので名前は知らない。

 ストーリーも要所要所はそこそこ面白かったと思う。アルトが友達のために格上の上級生と決闘したり、暴走したヴェルメイさんが悪者を殺そうとしたのをアルトが身を挺して防いだり、ヴェルメイさんの過去編だったりは良かったと思う。

 OPもEDもとても良かった。OPは僕がアニサマで生で聴いた歌です!歌は良かったんだけどサビのところの映像の手抜き感ヤバくなかったですか。ヤバかったけど生徒会長の微笑みは可愛かった。EDはなんか物語の世界観と全然合ってないなと思ってたけど、ヴェルメイさんの過去編の重さを考えるとそういうことだったんだなと思った。

偽レムすこ

 

ラブライブ!スーパースター!!(第2期)

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 僕は過去に嵐のオタクをやっていたこともあり、昔からアイドルは5人程度がベストだと考えている。このくらいの人数がメンバー全員が輝けて、歌で言うとソロパートもいい感じに振り分けられる限界だと思っている。Kis-My-Ft2より嵐の方が良いよねという話。そういう意味で言うと、Liellaは他のグループと違って唯一5人だったので結構期待していたのだが、なんか2期からは結局9人に増えてしまってちょっと残念だった。僕が勝手に期待して勝手にがっかりしただけです。個人的には追加の4人にそれほどパワーを感じないし、元の5人じゃダメだったんですかねという気持ちになる。特にあの一番最後に入った腐れ迷惑系YouTuberみたいなやつは本当に引き入れて良かったのか?虚構だから上手いこといってるけど現実でああいうやつを仲間に引き入れると痛い目を見るので皆さんは気を付けましょう。4人の中だと赤髪の伊勢海老みたいな子はちょっと好きだった。

 終盤ではLiellaが激戦区の東京大会を制し、見事決勝へと駒を進めた。東京大会の参加数エグそうだし、勝ち進めるのが他地方と同じ1組だけなのは正気かと思った。そんなの東京で勝った組が決勝でも概ね優勝するでしょ。その後はかのんに海外留学の話が来たものの、みんなとLiellaを続けたいと留学を断る気でいたら、そのみんなに逆に説得されて留学を決意していた。この辺の話の流れには若干の違和感を覚えた気がしないでもないが、まあ最終的にかのんが自分で決めたことなら良いのだろうか。でも結局なぜか留学は中止になっていて訳が分からなかった。あの苦悩は何だったのか。

 他は全体的に可もなく不可もないストーリーが続いたが、中盤で葉月恋がゲーム中毒になっていたことが判明した回はちょっと面白かった。

 EDは曲も良かったし映像も良かった。みんなでイチゴ食べさせ合うところと髪型真似し合うところ。

 

デリシャスパーティープリキュア(第2クール)

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★☆☆

 29話くらいまでの感想。ここねちゃんとあまねちゃんが可愛い!ここねちゃんが可愛すぎて完全に推しになってしまった。前期はらんちゃん推しと言っていたが別にらんちゃんが何か悪いことをしたわけではなく、ただここねちゃんが強くなりすぎただけである。

 敵幹部であったジェントルーであった生徒会長・あまねの洗脳が解けてから早々に、あまねは4人目のプリキュア・キュアフィナーレとして覚醒した。3人の時もそうだったが、フィナーレも変身バンクがめちゃくちゃ可愛い。黒髪から金髪になるというか、イメージカラーが変身前後でガラッと変わるのがギャップ込みでとても良い。あと決め台詞がめちゃくちゃかっこいい、俺も食卓の最後をこの私が飾りたい。あとどうでもいいけどキュアフィナーレの響きがめちゃくちゃかっこよく感じる。名前の響きだけで言ったら歴代で一番好きかもしれない、まあプリキュアの名前10人くらいしか知らないけど。

 最近はコメコメの成長も著しく、いつの間にかゆいと肩を並べそうな身長になっていてビビる。あとコメコメの力でプリキュアの力もパワーアップしたわけだが、プリキュアの強化フォームってなんか扱い雑じゃないですか?せっかくさらに可愛い服になってるんだからもっと大々的に見せてほしい。とトロプリの頃から実は密かに思っていた。

 最近いつにも増して朝が弱くなり、プリキュアの時間に頑張って起きるけど半分寝ながら見ているので話の内容が印象に残りにくくて良くないが、公式サイトのあらすじ紹介を見れば大体思い出せているのでまだ大丈夫。最近だとここねちゃんとコメコメがピーマンを克服しようと頑張る話が良かった。プリキュアで完全に目が覚めるおかげで、その後のライダーと戦隊の難解な話をちゃんと理解できるようになるのは良い。

 プリキュアは映画までは見るつもりないんだけど、映画の予告で流れたパムパム人間体が可愛すぎてヤバかった。パムパム人間体の絵が流れてくると無条件にいいねしてしまう。

 

ブッチギレ!

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★☆☆

 このアニメは結局何がしたかったのか分からなかった。何がいけなかったのかも分からない。光る剣とか陰陽術とかの設定をなあなあのまま終わらせたのが良くなかったのだろうか。結局一番光れと書いてブッチギレと読む意味とかも何も語られませんでしたよね。ストーリーの起承転結というか話の流れはしっかりしていて分かりやすかったと思うんだけど、逆に単純で刺激が足りなかったのかもしれない。てか舞台設定も新選組にする必要あんまりなかったですよね。これはどちらかというと僕のせいなんだけど、幕末の新選組の話を見ている時にこんなに銀魂真選組が脳内で邪魔をしてくるとは思わなかった。今まではあんまり実害がなかったんだけど、俺はもう一生まともに新選組ものを見れないのかもしれない。あと絵がめっちゃシャマキンっぽいなと思っていたらキャラデザが同じ人だった。1話に出てきた罪人の中に完全にハオの取り巻きの大男がいて草だった。

 登場キャラはみんな濃くて良かった。僕は特に医者のソウゲンと坊主のスズランが好きで、彼らがメインに出張ってくる回は普通に面白かったと思う。というか彼らがいなければ物を考えられる大人がいなくて話が進まなかっただろう。よくあるメインストーリーよりサイドストーリーの方が面白いやつ。あと彼らは侍の替え玉でありながら爆弾や絡繰り錫杖を武器にしていたため、戦闘シーンにメリハリが出たのも良かったと思う。紅一点のアキラは普通に可愛かったし、加えて桂小五郎によくデレさせられるみたいなギャップもあったので良かった。

銀魂真選組に斉藤なんていたっけと思ったらいた

 

惑星のさみだれ(第1クール)

ストーリー★★★☆☆

     作画      ★☆☆☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 12話までの感想。初見でどことなくプラネットウィズみを感じたと思ったら原作者が同じだった。プラネットウィズは世間で全く話題にならない割には僕がめちゃくちゃ評価しているアニメなのでおすすめです。作風似てそうだしこのアニメにもハマるかなと思ってたけど今のところそうでもない。何と言っても作画が悪い。原作ファンをキレさせ原作者を呆れさせる程には悪い。個人的には演出も悪いと思っている。12話が終わったところで総集編を挟んだが、総集編だけ見るととても面白いのでやはり話は悪くないんだと思う。

 相棒ポジションの獣に不思議な力を貰ったり倒すべき敵がバカみたいに巨大なハンマーだったりと、ぱっと見コミカルというかもっと少年漫画チックな物語なのかと思ったら、意外と中身はシリアスで現実的なものになっていてびっくりした。特に人があっさり死ぬのが良い。異形の怪物に正面から殴られたらどんなに強い人間でも死ぬんだよな。あと夕日とさみだれには地球を守った先にさらなる野望があり、それを見据えると頼もしい仲間であるはずの獣の騎士団の強さも煩わしく思えてしまうというのが複雑だった。誰よりもヒロイックで実力も伴っていた東雲半月が夕日を守って命を落とし、半月の願いによって半月の技が夕日に受け継がれたのは、結果だけ見れば夕日にとっては良いこと尽くめだったけど、夕日はそれを理解したうえでそう考えてしまう自分が嫌になるタイプの人間だと思う。

 戦闘以外の人間関係的な描写も細かく描かれているなと思った。夕日が祖父から受けた仕打ちを差し置いて快復を願うようになったり、さみだれと家族との複雑な関係であったり、漫画のしっかりとした演出の下で見れば面白いんだろうなと思った。アニメはなんか、なんかあれだったけども。1クール目終盤からはキャラが一気に増えて、作者もこれからが本番と言っていたのでぜひ頑張ってもらいたい。

 誰も話題にしてなかったし僕も初めて言うんだけど、OPは地味にかっこよくて好きだった。

 

黒の召喚士

ストーリー★☆☆☆☆

     作画      ★★☆☆☆

 キャラ ★★★★★

  曲  ★★★★★

 面白くも面白くなくもなかった。転生ものなんだけど、主人公が力を得る代わりに転生前の記憶を一切失っているせいで、設定がかなり省力化されているように見えた。「チート能力を身に付けさせたいけど設定考えるのめんどいな→転生して神様から貰ったことにすれば楽だけど転生前のバックヤードとか考えるのめんどいな→転生前の記憶全部なくさせよう」という流れだったに違いない。

 ストーリーはあんまり印象に残ってないんだけど、主人公が自他ともに認める戦闘狂で、よく強い敵と戦うための舞台を用意して仲間たちに呆れられていた気がする。ある盗賊団を勇者パーティが退治すると聞きつけ、勇者より先にその盗賊団を壊滅させてから盗賊団に成り代わり、勇者と戦うためにアジトの奥で待っていた姿が悪役そのものすぎて笑ってしまった。

 女の子キャラがみんなめちゃくちゃ可愛かった。僕はCV込みでエフィルが特に好きだった。後に幸せを手にする系の華奢な奴隷エルフの役は今後一切石見舞菜香さんにやってもらうことにしよう。セラやメルティーナも可愛かったしなんならスライムのクロトも可愛かった。転生賢者のスライムとはどこで差がついたのだろう。

 OPが曲も映像もめちゃくちゃかっこよかった。フルで聞いた時のラスサビの転調とメロディの変化が超好き。

エフィル可愛い

エッ



B-)

てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!

ストーリー★☆☆☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★☆☆☆

  曲  ★★☆☆☆

 女芸人のお笑いアニメと聞くと否応なく「まえせつの悪夢」が蘇ってくるが、まえせつがお笑いと関係ないことばっかりやってたのに対し、こちらはアニメ全体がリアリティを排したコントみたいになっていたのでまあ比較的良かったと思う。あとはそのコントが面白いかどうかだが、回によってというか焦点が当てられるチームによって当たり外れが大きかった。普通に笑っちゃう回もあれば終始真顔で見ているような回もあった。でもこれも別に悪いことではないと思っていて、現実のコント番組でも芸人のキャラや芸風が自分の肌に合う合わないっていうのは確かにあるので、そういう意味ではコント番組らしかったのかとも思う。

 個人的には宇宙人トリオとセレブリ茶がそこそこ好きで、この2組は設定からしてぶっ飛んでいて面白かった。宇宙人芸人やお嬢様芸人といった現実には存在し得ない存在を上手く使っていたのも、虚構ならではの芸風で良かったと思う。セレブリ茶に関しては、茶を英語にするとセレブリティーになると気付いた時の感動がヤバかった。彼女らはこの間長野県最大のアニソン野外フェスになぜか出演していて草だった。遂に女性声優は地方漫才営業をしないといけなくなったらしい。

 このアニメにはトリオが5組いたはずなのだが、主人公チーム、茨城、宇宙人、セレブリ茶以外の1組の印象があまりに薄すぎてどうしても覚えられなかった。メンバーの顔すら思い出せない。どんな個性で売っていたやつなのかも思い出せない。

 最終話では1組だけ脱落した主人公チームが敗者復活戦で勝つ様子が描かれたが、会場にも行かず電車の中で世間話していただけの彼女らがネットの力だけで勝っていて、他の敗者復活戦参加メンバーが不憫で可哀想だった。自分たちの渾身のネタが世間話以下の面白さだったという十字架を一生背負って生きていくんだろうな。

 

C)

咲う アルスノトリア すんっ!

ストーリー★☆☆☆☆

     作画      ★★★☆☆

 キャラ ★★★☆☆

  曲  ★★★★☆

 お手本のような虚無アニメ。プリマドールの完全劣化。「咲」を「わらう」と読むなんてどんな当て字だよと思ったけど実際にある読み方らしい、笑顔の花が咲くってか?

 原作アプリのCMがかなりダークな雰囲気だったり、毎回Cパートとかで戦争の様子みたいなのが映されてたり、ニトロプラスが絡んでいたり絵がめっちゃリゼロだったりということがあり、とんでもない不穏展開を期待して見ていたのに、遂にただの日常のまま終わってしまった。その日常も普通につまんなかった。魔法使いが攻め込んできて人1人でも死んでいればもっと違う評価になっていたと思う。逆にアプリがダークすぎて、救いの日常を求める人がこのアニメを見るのだとしたら納得かもしれない。まあ僕はその層の人間ではないのでどちらにせよダメなんだけど。

 OP曲だけはかなり好きで、特にインストが良かった。言葉だと説明しにくいんだけど、サビの中間あたりで歌のメロディとインストがぴったり重なる部分がめっちゃかっこいい。

 

切ったアニメ

異世界迷宮でハーレムを

・・・エロアニメのくせに3話くらいまでずっとエロシーンがなかったのでキレて切った。異世界要素とかダンジョン要素とか要らないから。

 

Extreme Hearts

・・・2話以降は時間があったら見ようと思って結局見なかった。まあ面白くなる気はしなかった。

 

5億年ボタン【公式】 ~菅原そうたのショートショート

・・・2話まで見た。女の子はそこそこ可愛かったから見れるかなと思ったけど野沢雅子の声のする異形生物しか映らなくなったので見る価値を失った。どうせなら女の子が狂っていく過程を見せてくれよな。

 

最近雇ったメイドが怪しい

・・・6話くらいまで見たけどめんどくさくなって見るのやめちゃった。毎回パターンが同じすぎて飽きたってのもある。

 

シュート! Goal to the Future

・・・3話くらいまで見てあとは気が向いた時に見た。サッカーアニメの皮を被ったシュールギャグアニメ。登場人物の言ってることが全部おかしい。シュールギャグアニメを見たい人にはおすすめです。

 

ちみも

・・・2話まで見たけどこのアニメが面白くなる未来が見えなかった。

 

転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

・・・魂の2話切り。なろうの悪いところ全部詰め込みましたみたいな話で気持ち悪かった。「俺の魔法がおかしいって弱すぎって意味だよな?」、世界で最もキモい言葉。

 

ユーレイデコ

・・・虚無アニメ。3話か4話まで見たけど何1つ面白いところを見つけられなかった。設定は面白そうだったのに中身が退屈すぎる。

 

RWBY 氷雪帝国

・・・別におもんないわけじゃなかったけど途中からめんどくさくなって見るのやめちゃった。5話くらいまでは見た。まあ元のRWBYを見たことないから多少はね。

 

 

総括

 僕はアニメ感想を書く時に面白かった部分を見返してしまうという癖があるんだけど、A~B+はせいぜい2話程度で済むから良いとして、A+以上になると結局止まらなくなって全部見返してしまうみたいなことがある。今期は連れカノ以上はほぼ全話見返してしまった。時間の無駄だなとも感じつつ、面白い作品を見た後の晴れやかな気持ちは何度見てもなくなることがないので、こればっかりはやめられない。

 秋アニメの感想は今度こそさっさと書き上げるので皆さん応援よろしくお願いします。