べるくんの「極天竜鳴」備忘録

そうだ、ラティカを嫁にしよう。

 

 はいどうも皆さんこんにちはこんばんは、〝慟哭喰らい〟・だんべると申すものでございます。皆さんシャドバ楽しいですか?僕は楽しくないです。でも頑張ってまたグラマスになったのでここに記録を残します。

ラティカとかいうシャドバが生み出した可愛すぎるキャラクター

 今期も気付けばネクロを捨てていた。

 

 

タイトル「テンポ種﨑敦美エルフ」

「﨑」が使用できない文字でキレた

 環境初日にGAME W〇THのサイトに「テンポエルフ」の文字列を見つけて手を叩いて喜んだことを覚えている。というのもテンポエルフというデッキには非常に思い入れがあって、今でこそネクロマンサーマスターとして知られる(知られてはいない)僕だが、実は一番最初に組んだデッキはダークネスエボルヴ期のテンポエルフだったのだ。カードゲームに強そうな友達に「ネクロ以外のカード全部砕いていいから最強のデッキ作って」と頼んで授業中に作ってもらったデッキで、実際最強で、僕がシャドウバースの楽しさを知ったのはあのデッキのおかげと言っても過言ではない。ちなみに当時からネクロの戦い方は大好きだったので、一番好きなのはネクロでした。あとどうでもいいが、去年シャドバトを購入してプレイした際も当時のテンポエルフを再現して感傷に浸った記憶がある。

 さて、そんな中で成立した令和のテンポエルフは、まさに俺が求めていたデッキだった。カードパワーこそ違えど、序盤から相手に盤面を押し付けていってテンポをとり、最後に疾走フォロワーで締めるというプレイ方法はかつてのテンポエルフそのもので、プレイ中に涙を流しそうになった回数は数えきれない。僕が元々盤面で勝負するのが好きな性分なこともあり、懐かしさを抜きにしてもここ最近で一番使ってて楽しいデッキだったと思う。

 どうでもいいことだが、このタイプのデッキを「豪風エルフ」と呼んでいる人がいるが、僕はどうもそれを受け入れられない。豪風の襲来はあくまでサブプランであり、このデッキの真骨頂は相手が処理できない盤面を作り続けることだと思っているからである。豪風エルフというのであれば、かものはし先生の動画にあったようなデッキを減らしまくってから妖精の賢者で豪風を回しまくるくらいしてもらわないと困る。

 あと今回のデッキ名だが、一時期ラティカを入れて回していた時があったために、「ラティカとレーネで実質種﨑敦美エルフじゃん!w」と言っていた頃の名残になっている。ラティカ結局抜けちゃったけど、まあスキンで使ってるからセーフ!w

 

デッキ選択経緯

 テンポエルフという文字列につられて初日にネクロよりも先に作成し、そこからずっと使い続けた。特にアディショナル前の話だが、ツイッター上になかなかテンポエルフを使っている人がおらず、研究が全然進んでいなかった印象がある。僕自身デッキ構築力が低いので苦労したのだが、それでも少ない情報の中で自分なりに完成させたデッキがこちら。

相性良さそうなカードが多くてピン挿しで使用感を試していた。
詳しくは入れ替え候補のコーナー参照。

 ピン挿しカードなどを吟味し、枚数調整した結果がこちら。

アイヴィーキングピン挿しがえっちだった(偉い→エロい→えっち)

 環境が固まってきて結局進化ネクロと土ウィッチが天下を取り、また面白くないシャドウバースになってしまったのでしばらく引退し、アディショナルを機に復帰してしばらく触ってたテンポエルフがこちら。

アディショナルカードを色々試してた時期

 7t目カーバンクルからのラティカOTKが開発されてすぐくらいに、これは今までのテンポエルフにこの2枚を積むだけでOTKルートも狙えて良いんじゃないかと思い組んだデッキ。従来の動きをしつつごく稀にOTKできたので良かった感じもするが、冷静になるとラティカのおかげで勝てた試合よりラティカが手札にいるせいで負けた試合の方が多いことに気付き、だんだんと枚数が減ってついには抜けていった。

 この辺りからテンポエルフを使う人も多くなってきた印象で、ツイッターで検索すると様々な型のテンポエルフを見ることができた。やはり採用できそうなカードが豊富なためにみんな多種多様なデッキになっていて、終いには豪風抜き豪風エルフ(と言いたいだけのただのテンポエルフ)みたいなのも見かけるようになり、僕は僕で色々試した結果、今回紹介するようなデッキに落ち着いた。僕はこれがテンポエルフ界最強だと思っているが、結構プレイングの癖とか考え方に左右される気がしているので、このデッキが肌に合わないという人もいるかもしれない。

 

採用カード

天使の加護 「天使はわざと羽根を落としている」

・・・悪魔の辻の反対語。タムリンがいるとはいえ相手の守護で疾走リーサルが止めらることがしばしばあったのでピン挿し採用。豪風を回せている試合だと7,8t目くらいで守護無視クソデカ疾走をかませるし、もっと一般的には7t目のタムリン加護で守護無視7点疾走も強かった。本体が1コスであることも偉く、序盤では最悪盤面を埋めない4プレイ要員としても使えるので偉かった。相手のデッキやこちらの引きによっては4t目に盤面ロック気味になってしまうことも稀にあり、そういう時に雑にエンハ4で使えるのも良かった。まあこのプレイングは余程そのまま勝ちきれそうな手札な時以外はしない方が良い。

 

ブラストフェアリー 「ピーピー泣けばぁ!?」

・・・バウンスやフェアリー生成カードと併せることで驚異の処理性能を誇る。その代わりに攻撃力が0なため今まではあまり殴ることが少なかったが、このデッキではレーネや豪風のおかげでかなりの頻度でアタッカーにもなり得た。ファンファーレ能力が強力なので大事に使いたくなるが、4t目以降に4プレイできないくらいなら雑に使っていっても問題ない。特に押している時などは攻撃力0の処理は後回しにされることも多く、次のターンに再びバウンスして使いまわせることもあった。ちなみにこの先出てくる1コスもすべて、4プレイできないくらいなら雑に使っても問題ない。

 

紅葉のリーフマン 「どうも、紅葉しました!」

・・・こいつ声豊田萌絵だったの面白すぎる。声優ユニットPyxisのじゃない方でお馴染みの豊田萌絵だが、最近彼女の人柄に惹かれてどんどん好きになっていく自分が悔しい。私事ですが、今週末に行われるPyxisのイベントの昼の部に参加しますのでよろしくお願いします。リーフマンの話に戻るが、人畜無害そうな顔をしているにもかかわらず、おそらくこのデッキのMVPといっても過言ではない活躍をしてくれた。アディ前ではコンエルのピアシィ、共鳴ネメのカシムを防げるのがめちゃくちゃ強く、リーフマンさえ引けていればこれらのデッキに強く出れたのが偉かった。他にもアルバハアクセラやパラセリゼの進化時など意外と役立つ場面は多い。ちなみにエルフ対面では1t目に相手のブラストフェアリーでとられない唯一の1コスであるため、手札に妖花の捕食者が見えている場合はブラフェやアクアフェアリーより優先して1t目に出したいカード。リーフマンはリメイク前から同じような能力でそこそこ環境にいた記憶があるが、元を辿れば「エルフの少女・リザ」というカードがダメージ無効全体付与を持っており、何を隠そうこれは僕のダークネスエボルヴ期テンポエルフにも入っていたのだ。当時を懐かしむという意味でも素晴らしいカードだった。

つえ~~~

効かないねぇ、リーフマンだから

これはコンエルが流行ってた頃だけど、こうなっちゃえば相手のエルフはどうしようもないってわけ

 

奮起のベビーフェルパー 「かかってこいなのー!」

・・・めちゃくちゃ強いけどまさかベビーフェルパーがリメイクされるとは思わなかった。エルフはなんか知らんけど「なの語尾族」が多い気がするな。2枚プレイ後にプレイするとベルエンバリアを持ってさらに1ドローもしてくれるため、デッキの潤滑油になりつつ柔軟な処理にも貢献してくれる。3t目に2プレイ+ベビーフェルパーで動けると盤面も手札もかなり強くなるが、盤面や手札によっては大事な次のターンに4プレイできなくなる可能性が高くなるので、4プレイできなくなるぐらいなら3パスかあるいはタムリンを投げるなどの代替策で行った方が良い。手札によってはブラフェやリーフマンよりも優先してバウンスした方が良い場面もある。

 

アクアフェアリー 「みんなで綺麗にするノ~!」

・・・まさかウォーターフェアリーがリメイクされるとは思わんやん。アクアがウォーターの上位にあたるのかには疑問が残る。ファンファーレとラストワードでフェアリーを加えるというシンプルかつ有用な能力を持っていて、単に手札が増えるので毎ターン安定した4プレイをしやすくなる。1アクフェ2ブラフェスズカとか使えるとかなり強い。同じ能力では過去にワルツフェアリーという誰も知らない3コスのフォロワーがいたが、流石に1コスなら強い。1試合に1枚は使いたいんだけど、複数引いてしまうと手札がパンパンになってしまうことも多く、枚数調整が難しかった。結局どっちつかずの2枚に落ち着いたが、序盤に必ず引く自信のある人は1枚でも良いと思う。

「悪い人は、めっ!ナノ!」(遅延すみません……)

 

奇跡の実り 「『禁断』も『追放』も、食い意地の張った神の嘘だと」

・・・奇跡の実ニャ?フォロワーをどんどん展開していくデッキであるため、場を離れたエルフフォロワーの数も稼ぎやすく、ほとんどの場面で強く使えた。序盤にちゃんとフォロワーを展開しつつレーネの直接召喚も上手くいっていると6t目にフルパワーで使えることも多く、ピアシィも併せることで驚異的な盤面制圧力を誇る。ロイヤルの銃士兵団長とかにこれを合わせられると強い。数少ない回復ソースでもあるため、対ハンドレスなどでも活躍する。さらにドロー効果も偉いので、後半にあと1枚豪風を引けば勝ちみたいな場面でもかなり重宝する。進化権が切れた場面では、豪風で走らせられる最大火力なことも覚えておこう。序盤に手札がどうしようもない時は4プレイやバウンス先として最悪吐いても良いと思う。妖花の捕食者が手札にいて先1でプレイするカードが他に引けなかったら僕は使う。「場を離れたエルフフォロワーの数」をセッカポイントと呼称している人をツイッターで見かけたが、あれはどのくらい流行っているんでしょうか。セッカポイントのセンスは置いておいて、確かにこれについて話す時結構面倒くさいので何かしらの名前が欲しいところではある。

 

豪風の襲来 「意などない故、止められない」

・・・4プレイしているとターン終了時に勝手に手札に加わってくれるため、手札が全然枯れなくなる。ちなみに直接召喚ではないため、グランスエンジェルでも止まらない。このデッキでは主に4プレイのためのリソースとして使うが、相手のターンを生き残った1コスフォロワーに使っていって序中盤から打点をどんどん上げていく動きがめちゃくちゃ強い。後にバフとして使うためにも、1枚目の豪風はなるべく早く使った方が良い。豪風の使用数が3枚になったら(3/5と表示されるようになったら)豪風疾走付与リーサルを見据えて、相手の顔を殴れないフォロワーに雑に使うのは控えた方が良い。3/5の状況から手札に溜められるのが3積みの魅力で、2積みだと相当素引きしないと疾走付与まで持っていけなくなる。1積みでは本当にリソース補充要員としてのみに運用になると思うが、毎ターン豪風を使うことをほぼ縛られてしまうのであまりおすすめしない。問題の豪風抜き構築だが、少なくとも僕の肌には合わなかった。毎ターン4枚プレイしないといけないという縛りからは解放されるので、後4ユグドラシルブロッサムなどの強ムーブを追えるようにもなるが、やはり手札の減り方が尋常じゃなくなるのが気になる。毎ターン必ず理想の手札を揃えられる強運の持ち主の方は0枚もありなのかもしれない。あと豪風抜きテンポエルフはリソースを吐くタイミングが非常に重要で、対面に合わせて少しでもそれをミスると勝ち筋がなくなってしまうのが難しい。要は豪風入りの方がプレイが簡単なので過酷溢れるランクマッチでの運用はしやすい。

攻撃力18で疾走するフェアリー(迫真)

やったぜ。

 

妖花の捕食者 「一緒に遊ぼう?」

・・・幼じょ……妖花の捕食者。ハマるとぶっ壊れた打点を出してくれる最強カード。ドラゴン相手などに2,3t目で2枚走らせられるとそのままアグロでほぼ勝てる。メタトロンなどの守護にアグロムーブを止められることもしばしばあるが、まともなバウンスがスズカしかないので、ブラフェやリーフマンを使いまわせるだけでも強い。欲を言えば1コスフォロワー以外もバウンスできていたらもう言うことなかった。初手に1コスフォロワーがいない時に手札に妖花の捕食者だけいる時のイライラはヤバい。後から引いてくる分には全然良くて、例えば6t目ピアシィ妖花レーネリーフマンとかでレーネで妖花を進化させるとそれだけで7打点とかになるのでめちゃくちゃ強い。7t目にタムリンと併せて使ってリーサルみたいなのも雑に強い。

はい勝ち

 

ブロッサムルナール 「森の英気をファンファンファン!」

・・・やってることが頭おかしいカード。体力の高い守護でありながら、さらに味方の体力もバフしてさらに進化してさらにターン終了時に全員の体力を全回復してくれる。2コスでやっていいことじゃない。このデッキだとピアシィとの相性がどちゃくそ良く、6t目ピアシィ+レーネ進化+ブロッサム+リーフマンの最強盤面で何度も勝負を決めてくれた。進化回数稼ぎにもよく貢献してくれるので、ユピテルとも相性が良い。先5アラミスアトスに対する回答としてもかなり優秀な動きができる。後4の理想の動きはユグドラシル進化+1コス2枚だが、対面によってはユグドラシル進化ブロッサムで相手の対応不可盤面ができあがるのでそこは経験で判断されたい。3積みして然るべき性能を持っているのだが、マジで枠がなくて泣く泣く2枚。運に自信のある人はアクフェを1枚にしてブロッサムを3積みにしよう。最悪盤面さえいれば2t目に投げてもそこそこ強い。

 

生命の創樹・ユグドラシル 「創世の輝きとは、命」

・・・頭部だけ拡大すると中野四葉の可能性があるので気を付けましょう。後攻では4t目にユグドラシルを引けているかどうかで勝率が大きく変わってくるため、マリガンでもなるべく探しに行きたい。後4以外はレーネに進化切る方が強いので、それ以外のタイミングでユグドラシルに進化を切るタイミングはほぼないが、相手がめっちゃコントロールしてきて盤面を形成できそうにない時は一旦レーネを我慢してユグドラシル進化から立て直していくこともあった。なぜか進化権を消費せずに進化できるため、こういう準備のための一手もそれほど痛手にならない。さらに中盤以降でレーネや進化権を使い果たしてしまった時に、能動的に進化を切れてブロッサムなどに繋げられるのも強い。2/2守護がそもそも優秀なので先攻では2t目に非常に投げやすいし、中盤にPPが余るようだったらレーネやブロッサムと併せても強いため腐る場面が少なかった。後攻にしか使わないと思って2積みにしたら後攻勝率がひどいことになったので3枚。

森羅万象の愛 「命の光」

・・・後4でしっかり使えるとドローで手札が増えた後に6t目を迎えられるため、そこからピアシィで捲れる可能性が非常に高くなるのが偉い。このデッキの数少ない回復ソースでもあるので、流石にハンドレス対面とかだと焼け石に水だけど、回復が活きる場面は非常に多かった。バフは正直どうでもいいけど対面によっては守護のスタッツが上がって嬉しいこともあった。

 

神鉄の鍛冶師・レーネ 「鍛錬、神鉄!思いよ届け!」

・・・CVは種﨑敦美。種﨑敦美ちゃんは昨今の声優の中でも実力だけでのし上がってきた感があるのでとても尊敬している。直接召喚時にもボイスが流れるので、種﨑敦美ちゃんの声を1試合で何度も聞けるのが良かった。3か月使い続けたのに絵違い水着バージョンは出てくれなかった、カロ姉さんは2枚も出たのに……。4プレイすると(盤面に空きがあれば)直接召喚されてきて勝手に1コスになってくれるため、その後の動きの幅が格段に広くなる。進化時効果がこのデッキのあらゆるカードと噛み合っているため、確実にこのデッキの主役と言えるだろう。特に強いのは、相手が処理しきれずに残したフォロワーを進化させて顔打点を底上げしつつ盤面処理は自身やブラフェブロッサムでしっかり行えるところと、6t目以降にピアシィを絡めて特大AOEと顔打点を叩き出して完全にテンポを奪えるところ。そうこうしているうちにユピテル案件やタムリン案件や豪風案件が達成できているのでそのままフィニッシュに持っていける。2コスのレーネちゃんは基本的に弱いのでできるだけ素引きしたくないが、例えば先4で盤面が狭くてレーネちゃん直接召喚ができなかった場合(レーネを直接召喚するためにせっかく展開している盤面をわざわざ空ける動きは流石に弱いためこれはよく起こる)などに、5t目に手札から出して動けるのはちょっと強い。あと2t目にやることない時に投げてテンポロスを少しでも抑えるのも悪くはない。先2レーネ+先3タムリンは結構強い、まあ1コスカードを回せている方が強いんですが。2枚以上素引きするとほぼ勝てないので諦めムードになる。レーネちゃんは1コスで使えるようになること以上に、直接召喚時に場を離れたエルフフォロワーの数が増えるのも地味に嬉しいため、レーネちゃんを素引きした枚数だけ勝ちターンが遅くなると言っても過言ではない。

これは強い スクショ撮りたくもなる

 

三相の女神・バイヴカハ 「傷だらけの伝説に抱擁を」

・・・かものはし先生の玩具(ダブルミーニング)。コストが重い(←???w)うえにニュートラルフォロワーであるためこのデッキとの噛み合いは非常に悪いが、相手にコントロールされてリソース勝負になった時などに見せる活躍がエグいので最後まで1挿しされていた。ユグドラシルがEPを消費しないので、後攻であっても早期に条件を満たせるわけではない。バイヴカハのために無駄にEPを消費するのも弱いので、条件を満たして上手く使えたらラッキーくらいの気持ちでいると良い。バイヴカハを使わずして盤面勝ちできるのが一番楽なので。通常ファンファーレの1バフ1ドローも弱いわけではないので、主に先攻で盤面がいつつ3t目にやることなかったら投げて流石に強い。

バイヴカハの福音 「三相の加護を」

・・・旧バイヴカハの時は多分1回も見てないカード。てかそもそもバイヴカハを1回も見ていない可能性すらある。1コス3バフ3回復3ドロー(化け物)。主に盤面に残ったフォロワーや疾走フォロワーに使って相手の予想外のリーサルをとりたい。バイヴカハを出した後にすぐ福音を使うとバイヴカハにバフが乗ってしまう可能性があるので、1ターン置くか、バイヴカハをバウンスしてから使うようにしよう。1回くらいしか実際にやったことはないが、アルバハ入り対面の場合はこちらのデッキが減らされた後で豪風を数枚使ってから福音で再度豪風を数枚引いてそのままリーサルみたいなこともできる。このためにも、アルバハのにおいを感じたら豪風は手札に溜めるようにしよう。

 

妖精の騎士・タムリン 「我が身は神秘の従僕ならば!」

・・・アディショナルのクソ強カード。このカードのおかげでテンポエルフは一段階上へ行けた。3/2/2スタッツがあって条件なし確定破壊は普通におかしいと思うんだけど、この過酷溢れるインフレ環境では誰も文句を言わないのが末恐ろしい。主には条件発動後に疾走フィニッシャーとして使うことが多いが、3t目にやることなかったら適当に投げても強い(その後バウンスできるとなお強い)し、妖花で攻めている時のメタトロンやロイヤル対面の3イメラに対する回答としても非常に優秀。疾走を持った後は、相手の守護を破壊しつつ相手の顔を狙っていけるので非常にフィニッシュ力が高い。7t目に天使の加護と併せて使っても強いし、一旦顔殴ってからバウンスして再利用するのも強い。場を離れたエルフフォロワー20体以上はなかなか厳しいが、コントロール勝負になった場合はこれがまた強い。このカードも非常にコストが重い(←???w)ので序盤の事故要因にもなってしまうが、流石にフィニッシュ力やどうしようもない時の保険になることを考慮すると3積み妥当。

豪風で届かない打点をしっかり補ってくれる

 

凍土の女王・ピアシィ 「織り成してる……織り成してるぅ!ぴあああああ!」

・・・シャドバ史上最もうるさいカード。ちなみに2位は破壊時のアザゼル、3位は進化時の百獣の大悪鬼。6コストでコストが重いと思いきや実質2コストなので非常に噛み合いが良い。自分のフォロワーが進化する度に2点AOE+リーダーに1点を飛ばしてくれるため、レーネやブロッサム、奇跡の実りと併せることで完璧に盤面を更地にしつついつの間にか相手のリーダーが削れている。今の環境で言うとロイヤルの伊達の大見得が若干怖いが、それでも3回も4回も進化することができれば盤面は返すことができる。6t目という比較的早期から頭おかしい盤面を作れるのが強いが、6t目に引けなくてもまあ7t目に引ければ良いかと思えるくらいのパワーはある。1枚も引けない試合は勝てません。おまけのように進化権が回復するのがまた偉く、全然息切れしなくなる。あと先攻ではピアシィを使わないとバイヴカハの条件をそもそも満たせない。ロイヤル対面とかでこちらが序盤動けなくて完全に盤面とられちゃった時などは、5t目ピアシィ+レーネで一度盤面をリセットすることも考慮した方が良い。まあ考慮するだけでやらない方が良いことも多いけど。

 

ユピテル 「我は雷霆、導く光!……なんてな!」

・・・1枚入ってると本当に安心感が違う。奇跡の実りを何枚も無駄遣いとかしない限りは6t目進化5回は無理なので、主には7t目以降の運用となる。基本的にはピアシィの方が強いが、2枚目のピアシィ代わりやどうしても消滅させたいフォロワーがいる時などにめちゃくちゃ重宝した。さらにこのデッキの貴重な回復ソースでもあるのでとても偉かった。ピアシィはあんまりバウンスした記憶ないけどユピテルは何度もバウンスした気がする。ユピテルを使うような試合は攻められていないことが多いので盤面よりリソース確保を優先したってことか。2枚は要らないけど0枚は不安なので1枚で正解。

 

サイレンススズカ 「より速く!」

・・・前期からずっとスズカ使ってたから元のカードの名前忘れちゃった。なんか野球みたいな名前だったよな。妖花の捕食者や輪廻する回生と違ってなんでもバウンスできるうえに手札も増える。やはりバウンスがエルフデッキの真骨頂なので使っていてとても楽しい。ブラフェやリーフマンやベビーフェルパーを使い回せるのが強く、終盤ではタムリンやユピテルを使い回すのも強かった。滅多にやらないがバイヴカハ能力発動からのバウンスで2回目プレイも強い。3t目に3~4面展開した返しに相手が姑息にもロックしてきた時に、バウンスから4プレイに繋げられるのも偉かった(そもそもスズカが見えていない状況でそんな動きをしてはいけないが)。アディ前で最初にテンポエルフを使ってた時はバウンスで盤面減らすのがそんなに強くないと思ってて2枚とかにしてたけど、やはりあまりに汎用性が高いので3積みは必須だった。ちなみに99%はアクセラで使うが、ごく稀に本体の疾走でフィニッシュを決められることもあって楽しかった。

 

 

入れ替え候補

 入れ替え候補のカードもたくさんある。基本的に1コスで使えるカードはすべて一度は候補に挙がる。

 

英雄の覚悟 「新しき正義を」

・・・ハマると序盤めちゃくちゃ強い。盤面を使わずにプレイできるのでレーネ直接召喚がしやすい。アディ前は3積みしてたけど所詮は上振れカードに過ぎないので、タムリンやバイヴカハの代わりに抜くカードとしては真っ先に名前が挙がってしまった。

 

腐食の絶命 「殺して生かそう」

・・・パワーはイカれてるがどちらかと言うとメタカード寄り。ロイヤルやハンドレスの対策としては素晴らしい。相手に使われたくないカードランキング第1位。

 

ヒーリングフェアリー 「森の優しさ、頂きます!」

・・・フレテキ見たらリーフマンを食べてて草。1枚あると安心枠。4回復がデカすぎるので1回の発動の価値が高い。まともなバウンスがスズカしかないため入れたい気持ちは大きかったが、代わりに抜くカードがなかった。

 

深緑の弓使い・アリサ 「この風に、願いを乗せて!」

・・・リーダーカードの恥晒し。ツイッターでこれが入っている構築を見つけて「ついに恥晒しにも光明が……?」と思ったが別に強くなかった。後4でユグドラシルと似たような動きができるが、ユグドラシルの方が強いと思う。あとせっかくなら森番の弓を場に出したいが、リーフマンやベビーフェルパーとのプレイ順の噛み合いが悪すぎる。

 

妖精の貴公子 「俺が、お前らのファンタジー

・・・アディ前はタムリンの代わりに疾走フィニッシャーたり得た。現在では4枚目以降のタムリンとして殺意の高いデッキに入っているらしい。

 

万緑の回帰・ラティカ 「我が腕は万緑……てか家?草~」

・・・CVは種﨑敦美。オシャレピン挿ししてグラマスになってイキりたかったが、あまりに邪魔なことが多くて抜いてしまった。一応入ってるとOTKルートも狙えるので悪くはない。

これで29点パンチしたらしい
アルバハを直接召喚されてると豪風を引く確率が爆上がりして良い

 

聖緑の輝き・カーバンクル 「森に生まれし遍くの、命を言祝ぐ額の輝き」

・・・「言祝ぐ」は「ことほぐ」と読むらしいですよ。また賢くなってしまった。盤面を埋めない1コストとして1枚で2回機能するので毎ターン4プレイが安定する。進化権回復がレーネやバイヴカハと相性良い。本体でプレイした後は結構宇宙みたいなプレイもできるので楽しい。ただ4プレイのための1コス枠としてプレイするには他に比べてあまりに弱く、ラティカが抜けた時にさらに優先度が下がり抜けてしまった。

 

アイヴィーキング 「これでもプロなんだ」

・・・これシャドバトコラボカードだったのか……霧山シロウって誰だよ。枠さえあれば1枚入れない理由がない。盤面を埋めない1コストとしてプレイでき、かつ終盤には勝手にデッキから出てきて守護を剝くのに一役買ってくれる。そのターンにリーサルできなくても、スズカでバウンスして再度デッキに戻すのもオシャレだった。僕だけデッキ41枚じゃダメか?

 

マリガン

 先後共通でアクアフェアリー、ブラストフェアリー、妖花の捕食者を探し、後攻時のみユグドラシルも探す。妖花の捕食者が見えている場合のみ、すべての1コストフォロワーおよび奇跡の実りもキープ対象となる。

 

主なデッキ相性、立ち回り

流行デッキはGAME W〇TH参照。

進化ロイヤル

・・・先攻微有利、後攻微不利。相手の動きを予測しながらリソースを使わないと厳しいかも。

 

ラティカエルフ

・・・先攻五分、後攻不利。7t目を渡したら負けだと思って序盤から攻め立てたいが、要所で腐食の絶命を挟まれると詰む。逆に引かれなければ結構勝てる。

 

モノヴァンプ

・・・不利。デッキ的に復讐ケアができないのでアビスドゥームロードで終わる。相手が盤面を疎かにしてくれてかつ豪風の襲来で予想外の打点を出せれば勝てる。

 

フラグラネクロ

・・・微不利。こちらが苦労して作り上げた盤面もルルナイ1枚で返される。ルルナイかギルネリーゼを1枚も引かれなければ勝てるかも。

 

秘術ウィッチ

・・・五分。どちらが早く削り切れるかゲーミング。

 

ハンドレスヴァンプ

・・・クソゴミ運だけおもんなデッキの別称。結局相手の引き次第なので五分。結構相手のパラセリゼ切れも狙えるので勝てない相手じゃない。

 

人形ネメシス

・・・不利。勝てた記憶がない。操り人形が盤面形成を否定してくる。0/1/1でさえおかしいのに0/2/1突進はヤバいでしょ。

 

共鳴ネメシス

・・・微有利。カシムのAOEをリーフマンでしっかり防げれば勝てる。

 

バーンドラゴン

・・・有利。相手がPPブーストしてるうちに勝てる。エチカとガルミーユのAOEは防ぐ必要があるのでリーフマンは必須。

 

回復ビショ

・・・微有利。基本的に豪風でのOTK気味疾走フィニッシュを狙う。ベレロフォンとジャンヌはリーフマンで防げるがマーウィンはどうしようもないため、マーウィンを引かれる枚数によるのかもしれない。

 

進化守護ビショップ

・・・五分~微不利。なかなか顔を殴らせてもらえないが、ピアシィなどで隙を作った瞬間に攻め立てれば勝てないことはない。最後はタムリンの複数枚使いとかしたい。

 

アルバハドラゴン

・・・有利。PPブーストしてるうちに攻めて、アルバハが出てきたターンとかに豪風を何枚も使って勝ちたい。終焉の地複数枚使っての最速アルバハ降臨はそもそも盤面が返せなくて無理。

 

 

総括

 振り返ってみるとTier上位デッキには軒並み不利な気がする。でも小型連勝を何度もできて実際にMPもしっかり盛れているので僕が思っているほど不利じゃないのかもしれない。繰り返しにはなるが、強い弱いは抜きにしてもこの古き良きテンポエルフはここ数年の中でも一番楽しいデッキに仕上がったんじゃないかと思う。RWG環境も残り僅かですが、興味がある方は使ってみてください。